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カテゴリ:生活
このブログは上海・東京・藤沢等で指導する陳氏太極拳養芯会の塚本がぶつぶつ書いているものです。
中国と関わってしまったのは25年前。 そして、中国で仕事を始めたのは16年前。 まだ、日本のインターネットが電話回線だった時代。 中国がまだ、ポケベルが主流でまだ固定電話主流。携帯の普及が始まった頃。 ネットの情報より、現地情報は紙媒体を探し、かつ、大手の書店でも中国語のテキストコーナーがその他外国語枠に数冊しかなかった頃。 まったくの手探り、バックパック一つ・トランク一つで地方都市にわたってからの16年間のお話です。 ******************************** まず、1990年代から2005年辺りまでの中国の地方都市・・・・いや、中国全般に言える状況がわからないと、理解は難しいと思います。 まず、流通の問題。 日本のように、食材や一般的な生活用品なら何でもそろっているスーパー。一応あります。ですが、物流や保存の問題で、生鮮食品などは自由市場と呼ばれるマーケットを訪ねた方が断然新鮮でおいしい食材が手に入ります。 家電製品について、「電気城」若しくは「電脳場」と呼ばれるマーケットビルがあり、そこで家電や家電周りの雑貨の購入が可能です。 百貨店等がありますが、当時は「メーカーのセット品」しか扱っていないので、そこに行っても部品やオプションの入手は難しい。 一方、町や村には五金店と言う金物全般を扱うお店や電材御金店、また雑貨店があるため、生活用品はそういった近場の個人商店を早めに見つける事が生活を安定させるコツだったのです。 まだ、携帯よりも「固定電話」を自室に着ける事がステータスであったのですが、固定電話の設置についても順番待ち。固定電話が無ければ当然ながらネットにはつながらないというのが当時の状況です。 上記の閉塞状況を一気にぶち壊したのは、実はアップルのアイフォンだと私は思います。端末による通信で、人と人、人と情報、企業と・・・・で足りないものが一息に認識できるようになり、取りあえずのモノとサービスが中国全土を塗り替え続けています。 ・・・・・ベースが無いので、今後どうなるかという事もありますが。 さて、上記の事を背景にすると、やってきたばかりの外国人には地方都市洛陽はあまりにも退屈な街になります。 ・・・・・・私が自転車を入手するまでは。 ****************************** 同じ苦労はしたくない! でも、思い返すと、楽しかった。 ****************************************** 太極拳にご興味のある方は養芯会HPまでご連絡ください。 映像はこんな感じです。 太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。 平たく言うと、中国式の筋トレです。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.07 14:03:06
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