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カテゴリ:政治
連合と立憲民主党、国民民主党との政策協定について記者団の質問に答える共産党の田村智子政策委員長=2021年7月16日、国会内、鬼原民幸撮影 © 朝日新聞社 共産党は18日、静岡県熱海市で開催した党大会で、志位和夫委員長(69)が退任し、後任に参院議員の田村智子政策委員長(副委員長、58)が就く人事を承認した。委員長交代は2000年11月以来、23年ぶり。田村氏は同党初の女性党首となる。 次の党大会までの活動方針となる大会決議案を報告する共産党の田村智子政策委員長(中央)。後ろは志位和夫委員長=2024年1月15日午後2時22分、静岡県熱海市、小林圭撮影 志位氏は、06年に不破哲三前議長(93)が退任して以降、空席だった議長に就任。形式上は党内最上位で、主に理論分野や外交面を担当するとみられる。党の最高指導機関である常任幹部会メンバーにとどまり、新体制でも影響力を残すとみられる。 このほか、書記局長は小池晃参院議員(63)が留任。田村氏後任の政策委員長には山添拓参院議員(39)を起用した。党の議長や委員長を務め、「党の理論的支柱」とされた不破氏が、党の指導部である中央委員会のメンバーから外れることも決まった。 田村氏は国会議員秘書や党職員を経て、10年参院選比例区で初当選。現在3期目。16年に副委員長に就任し、20年から政策委員長も務めている。安倍政権の「桜を見る会」問題の追及で活躍し、党内では「次世代のエース」と見られてきた。(小林圭) 朝日新聞社 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年01月18日 17時07分51秒
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