カテゴリ:いのちのミュージアム
2018年6月13日(水)
梅雨の晴れ間となりました。 洗濯物を干して、夫と共に横浜へ。 16日にはブロ友さん達と落ち合って、「生命のメッセージ展 in横浜」を見学させていただくつもりですが、その前に夫にゆっくり見さてあげたかったので。 京王線分倍河原駅(ぶばいがわらえき と読みます。マツコ・デラックスさんが最も気になる駅名の№1に上げた駅です)からJR南武線に乗り換え武蔵小杉駅まで。 武蔵小杉駅からは、東急東横線で日本大通り駅(にほんおおどおりえき と読みます。にほんだいどおりえきではありません(笑))で降り、海側に歩いて山下公園に接する大きな建物が「神奈川県民会館」。 広いワンフロアーのギャラリー全てが、メッセージ展の会場になっています。 受付横には、特別展「アンネ・フランクと希望のバラ展」の展示室。 受付でmeronさんやスタッフにご挨拶をして、夫を紹介しました。 共子さんから、「最後の最後までお手伝いいただいて」と感謝の言葉があると、「いえ。存分に使ってやってください。太りすぎですから」と、夫が返します。 これで安心して、お手伝いができます。 階段を降りていくと、広いギャラリーが現れます。 壁には大勢の方々の作品がずらり。 「生命(いのち)」・「愛」・「平和」をテーマに描かれたものすごい数の作品群。 なかでもイニシアルだけで作者名が記されているのは、全国の矯正施設(刑務所・少年院など)からの出品。 絵・書・文書、どれも心の叫びが聞こえてくるようです。 一般の出品作、特に若い方の作品はふんわりとした色と線。 生命・愛・平和に対する、期待と祈りのような作品です。 メッセンジャー達が、たくさん出迎えてくれます。 犯罪・事故・いじめ・医療過誤・一気飲ませなどにより、理不尽に生命を奪われた方々のパネル。 足元にはその人の生きた証の靴・ 胸元には本人の写真や家族の言葉など。 左胸には、フェルトで作った赤いハート。 背には、時を刻む時計。 亡くなられた時の身長にパネルが作ってありますので、小さなパネルには胸がつぶれる思いです。 両親が加害者となった子供たちには、誰がこのパネルを作ってくれるのでしょう・・・。 ブログで知った方の名前を探して、meronさんの息子さんにも対面して、メッセンジャーとお話してきました。 疲れたところで、映像室がありましたので座って鑑賞。 『生きる』と『黒い雨』の二つの作品が、エンドレスで上映されています。 次の部屋には、大きな作品が。 これは説明しずらいので、現物を見てね。 至る所に、造形作家の鈴木共子さんの視点があって力作です。 相模原市の中学生の作品「キッズゲルニカ」、これが凄い!! ピカソの「ゲルニカ」は、有名ですよね。 中学生たちはピカソにインスピレーションを受け、巨大な作品を作り上げました。 これも見応えがあります。 ぐるりと会場を回って、メーンのギャラリーに戻りアンケートを投函して会場を去りました。 今回の展示には心動かされるものがたくさんあったのですが、今回は一つだけ紹介します。 共子さんの詩でしょうか? スタッフや被害者家族の思いが溢れています。 人として、忘れてはいけない思いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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