カテゴリ:映画
2024年5月22日(水)
半年に一度の、眼科の検針日。 私の実感としては、視力がすごく落ちている気がするのだけれど、視力検査では半年前と変わらなかった。 テレビの画面の文字が見えにくくなっているし、物が二重に見えるときもあるし、絶対に視力が落ちていると思っていたんですが・・・。 医師は、前回と比べてそれほど悪くなっていないって。 帰宅して、映画「サバカン」を観ました。 実は2回目。 でも記憶力の怪しい私は、ほぼ初回の気分で観られちゃいます。 舞台は、1986年の長崎県長与町。 小学生の孝明は、がさつだが愛情深い両親と弟の4人暮らし。 同じクラスに、一年中ランニング姿で過ごす健次がいる。 健次の家は母がスーパーで働きながら一人で5人の子を育てていて、とっても貧しいのです。 その貧しさを、クラスメートは笑いの種にしている。 でも孝明は、健次のことを笑わない。 夏休みのある日、健次がイルカを見に行こうと孝明を誘う。 イルカのいるという「ブーメラン島」は、高い山を越えていかなければならない。 二人は孝明の自転車に二人乗りをして、冒険の旅に出かける。 途中の山ではミカンを盗もうとして、みかん畑の持ち主に追いかけられる。 自転車は途中で壊れるし、ヤンキーに絡まれるし、海で溺れかけるし・・・。 イルカは、ブーメラン島にはいなかったし・・・。 孝明が寿司が好物だと知った健次は、自宅のぼろ屋に孝明を招き寿司をごちそうしてくれる。 それが鯖缶で作った、サバカン寿司。 孝明は、すごくおいしくって感動する。 そして健次の4人の弟や妹と一緒にサバカン寿司を食べ、「ケンちゃんは料理人になるといいよ!」って思う。 健次は、「タカちゃんは、本を書く人になるといいよ」って。 孝明は作文がうまくって、県の大会にも学校代表に選ばれるほど。 新学期が始まって、健次の姿はクラスにはない。 母親が交通事故で死んでしまって、5人の子供たちは3軒の親戚に別れて預けられることになる。 孝明は大事な貯金箱を壊し、そのお金で鯖缶をいっぱい買って長与の駅に駆け付ける。 そこにはミカン畑の持ち主のおじさんも、大きな袋いっぱいにミカンを詰めてやってくる。 「酸っぱくって売り物にならないのを詰めてきた」と言いながら、みかんの入った袋を健次に渡す。 まちろん、本当はとっびっきり甘いミカンを選んで詰めてきたのだ。 時を経て、孝明は小説家になった。 そして、初年時代の思い出を書いた。 健次は、寿司屋の職人に。 長与の駅で、再会する二人。 映像に映るのは、長崎の人々のあったかさ。 子供達を見守る大人たちの、あったかさ。 大人になった孝明の日常も描かれ、ちょっぴり切ない。 でもずっと余韻の残る映画。 お勧めです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おはようございます。中尾彬さん急死(81歳)、直前まで仕事こなしていたということで、残念ですね。冥福を祈ります。
ずっと前に見た映画、記憶はほとんどなくなっていますから、新鮮な気分で見られますね。 今日も、良い一日をお過ごし下さい。 (2024年05月23日 05時49分11秒)
自分も視力は変わらないけど、目の様子にちょっと違和感。
何が衰えてるかチェックしてみたいです。 (2024年05月23日 06時25分52秒)
naominさんこんにちは!
いつもありがとうございます!! 目が見えにくくなっているのは心配ですね。 でも検査では悪くなっていないんですね。 映画「サバカン」見たことないですが ずっと余韻が残る素敵な作品なんですね。 (2024年05月23日 08時56分40秒)
検査結果が、そんなに悪くなかったとのこと、良かったですね。
私も、中学から高校にかけて、とても目が悪くなり、眼鏡を作りました。 だから、最初の自動車免許証は、眼鏡の条件付き。 35歳頃から仕事でパソコンを使うようになってからは、目を酷使したため、手元の文字も二重になって見えるくらい。 どうしようか、と思ったけれど、その後視力が戻ってきて、40代半ば頃の免許証からは、眼鏡がいらないことになりました。 だいたい、1.2から1.0くらいは見えるようです。 今でも、昔の文庫本の文字も老眼鏡いらず、針孔とかもちゃんと見えるんですよ。不思議なくらいです。 目は使い方によって、視力が落ちたり、戻ったりするんですね。 (2024年05月23日 12時02分00秒)
私のブログにコメントありがとうございました。
眼科の通院お疲れさまでした。 視力が落ちていなくて良かったですね。 映画「サバカン」知りませんでした。面白そうですね。 (2024年05月23日 16時37分37秒) |
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