H28年度 本田氏ワイン会 4月場所
今月もワイン会出席のため松山へ「馳走屋河の」本日のラインナップ先ずはシャルドネからリヴァース・マリー シャルドネ・ティエリオット・ヴィンヤード 2013これを飲むのは二度目ですが、高級シャルドネの持つ火打石や様々なフルーツ、そしてスモーキーな風味が一体となり、ブラインドで飲んだらカリフォルニアワインと気付かないのではないかと思います。こういったワインが一万円前後で手に入れば、お高いブランド物のフランスワインを無理して入手する必要性が無くなりますね。料理スタート空豆の春巻リヴァース・マリー ピノ・ノワール・スーマ・オールド・ヴァイン 2013さて、ピノ・ノワールだけは本家ブルゴーニュに敵わない印象のカリフォルニアワインですが・・このワインもやはりカリ・ピノの域を脱していません。但し、果実味の豊かさよりも酸で魅せるスタイルで造られており、印象は悪くはない=酸性人には受けるのでは? 今治産 石鯛のお造りリヴァース・マリー カベルネ・パネク・ヴィンヤード 2013このカベルネ・ソーヴィ二ヨンは、期待以上の素晴らしいキュヴェでした。2013VTは、カリフォルニアに於けるカベルネ史上最高のヴィンテージと評されていますが、このキュヴェにもその素質の片鱗が伺えます。香りは洗練されたブラックカラント、酒質は高いアルコール度数と相俟って濃いのですが、果実味の豊かさは勿論、その飲み口が驚く程に柔らかい。本日の焼物はクエの胡椒焼き中盤でこのワイン?スローン プロプライアタリー・レッド 2005当ワイン会、そして当ブログで度々登場するカルト・ワインですが、これは当ワイン会主催者の本田氏がメンバーの一人に知って貰いたくてオンリストした1本です。何とも贅沢なワイン会(笑)スローンの最新ヴィンテージは更に価格高騰してしまい、もはや個人が所有するには無理のある消費財となりました。惣菜各種イタリアワインからチウ・チウ オピドゥム 2010 ジャンフランコ・フィノ ES(エス) 2013左)モンテプルチアーノ(≒サンジョヴェーゼ)100%で造られるこのワイナリーのトップキュヴェこの品種に特徴的な酸味が上手く隠れていて重厚さもあり、非常に費用対効果に優れたイタリアワインだと思います。☟《詳しく知りたい方はリンクを》20年間も熟成するチウチウのトップキュベ。モンテプルチアーノ100%の有機ワイン【6本~送料無料】オピドゥム 2010 チウ チウ 750ml [赤]Oppidum Ciu Ciu右)イタリア・プーリア産のプリミティーヴォ(ジンファンデル)100%で造られる。イタリア赤ワインTop100のトップワインで、アドヴォケイト掲載プーリア歴代最高得点(PP.95)を獲得しました。黒糖やコーヒーを連想する香りが特徴的 この品種特有の甘味は控えめでタンニンは丸く、果実味も高いアルコール度16.5%を感じさせない豊かさです。ドライエージング但馬牛 サーロイン 花山椒添え和のハーブとして4月中旬にしか獲れない花山椒がいい仕事してます!トリはシュヴァル・ブラン 2005世紀のヴィンテージと呼ばれる2005年 サン=テミリオンの雄が造ったパーフェクトワイン言わずと知れたボルドー右岸の絶対的王者ペトリュスと対抗出来る数少ないシャトーのひとつです。このヴィンテージは当初、PP.96-100;暫定100でしたが、昨年遂にパーフェクトワインの仲間入りを果たしました。<Wine Advocate ♯219 June 2015 PP.100>The 2005 from Cheval Blanc is a quintessentially elegant, beautiful, deep bluish/ruby colored wine from St. Emilion, with raspberry, blueberry, and floral notes, impressive density, great precision, freshness and purity. Full bodied, but extremely light on its feet, I don’t mean to gush, but it is super intense, rich and just so meticulously crafted! This is another fabulous wine and a perfect expression for this vintage. It is difficult to forget the gorgeous blueberry and raspberry fruit, full body, sweet tannin, a multi layered texture, and purity and palate presence of this stunning wine.飲み頃は2015~ですから、まだ早々な感はありますが飲んでみなことには始まらない・・・期待を込めて抜栓しました。セパージュは、カベルネ・フラン:メルロー=1:1、或いはカベルネ・フランの割合が勝る年が多く、時に調整目的でプティ・ヴェルドが数%加えられます。カベルネ・フランが約半量を占めるにもかかわらず、田舎臭い香味は皆無、寧ろカベルネ・ソーヴィニヨン主体のような洗練された深い香味です。更にベリーやハーブを連想させる果実味に加え、スパイシーな一面も顔を覗かせる。但し、未だタンニンの硬さや粗さが残るため、後5年は寝かした方がより果実味が増してエレガントになると思われます。偉大なワインですが、今飲むなら2001VTの方が親しみやすい。海鮮ご飯コーヒーのブランマンジェ今回も色々と収穫のあったワイン会でした。馳走屋の大将との雑談にて最近の若者は日本酒を飲まなくなった・・一方、海外では人気のようで、日本酒が海外向けに造られるようになり、獺祭の蔵元はビルが建ったという…大将曰く、「獺祭は昔は取り扱っていたが、今は如何なものか?」『その先へ』などは価格を調べて吃驚した!焼酎の森伊蔵も然りだが恐ろしい。大将は黒龍の方を好感している様子だった。<2012年04月26日 当ブログより>黒龍 飲み比べ黒龍は、福井県へ東尋坊観光で行った際、泊まった宿で飲んだ経験がある。芳醇でフルーティーな香味に魅せられ、女将に頼んで買って帰った記憶が蘇る。獺祭を現価格で買う気はないが、機会があれば(興味本位で)飲んでみたいとは思う。来月のテーマは、日本のワイン そして本田氏のセラーからシュレイダーが出されます。 お楽しみに(*^^*)