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カテゴリ:暮らしというもの
釈迦の弟子だったが、一文字覚えると一文字忘れるほど記憶力が悪かったチューラパンタカは、最終的に阿羅漢果に到達したという。 「自分を愚かだと知っている者は愚かではない。自分を賢いと思い上がっている者こそ、本当の愚か者である」との釈迦の教えにより、「塵を除く、垢を除く」と唱え長年精舎を掃除し続け、やがて本当に落とすべき汚れが貪(とん=貪る心)瞋(じん=怒る心)痴(ち=無知の心)であることに気付き、悟りを得て阿羅漢果(あらかんか=六道を脱した涅槃の世界)に到達しました。 それで、日本では学校で生徒自らが毎日掃除をする習慣があるとの話。 この話を聞くと、記憶力が同じほど悪くて苦労してきた私は身につまされる思いですが。 違いは、それなのに思いあがっていることと、 本当に落とすべき汚れに気が付いていない事。 ・・・なんですね。 ほんと、勉強になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.13 08:40:05
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