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2022.08.10
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カテゴリ:旅行 東京
銀座 煉瓦亭

住所   東京都中央区銀座3-5-16
営業時間 11:15~14:30 16:40~20:30
定休日  日曜日

明治28年(1895年)創業の煉瓦亭さん

明治に入ると西洋の文化や食事が庶民の間にも
広がりました、肉食の解禁(特に牛・豚)により
牛鍋を提供するお店も増え、広大な屋敷をもって
いた元武士たちが屋敷内で牧場を経営してかなり
儲かっていた。

ポークカツレツ(とんかつ)の歴史
・1872年明治5年に仮名垣魯文は「西洋料理通」に「ホールコットレッツ」
 の作り方を紹介する。
・1895年(明治28年)煉瓦亭がカツレツに刻みキャベツを付けとんかつの
 全身となる「豚肉のカツレツ」を売り出す
・1918年(大正7年)東京浅草の河金が「カツカレー」を売りだす
・1921年(大正10年)早稲田高等学院の学生であった中西敬三郎が
 「カツ丼」を作り出す
・1929年(昭和4年)東京のポンチ軒の島田信二郎が分厚い豚肉を揚げた
 現代系の「とんかつ」を売り出した。



カツレツの考案者は煉瓦亭の創業者の
木田元次郎であった
メニュー表にも元祖の表記



ハヤシライスにも元祖
煉瓦亭で「ハッシュドビーフアンドライス」
が訛ってハヤシライスになったという説が有力



西洋料理から日本式の西洋風料理となったメニューが並ぶ
ライスオムレツも元祖の表記
大坂にも元祖のお店がありますがどちらもこの時代に確立
した料理で日本人の知恵が詰まっています。



銀座煉瓦亭は築地の外国人居留地にも近く
外国にない西洋料理として外国人にも人気
であった。



また、とんかつに付ける刻みキャベツもここ煉瓦亭
で始まり全国に広がる、それまで西洋料理の野菜は
グリル野菜、蒸し野菜がメインであった、とんかつ
と刻みキャベツのベストマッチングを確立させたお店



西洋料理のカツレツは薄い油の中で焼く料理
日本式のカツレツは十分な油で揚げる料理



東京でビールと言えばサッポロビール
これも明治からの歴史的ガストロノミー商品
1876年ラベルにも表記あり



元祖ポークカツレツ2000円
粗目のパン粉、刻みキャベツ、ライスは別



あまり厚みがない豚肉ですが柔らかい食感
ウスターソースでいただきます

薄い豚肉を重ねてカツレツにして子供や
年配者にも食べやすくした商品もあった
今流行りのミルフィーユカツはこの頃から
あった


ライスオムレツ2100円(元祖オムライス)



ナポリタン1500円



店主らしき夫婦が会計を担当されていました
古いレジスターを使っていたので色々質問
すると丁寧に答えていただきました。
昭和時代のレジを現在も使用しているとの事
また、今日6月16日は創業記念日である事等
なんと創業127周年、おめでとうございます。

オリジナルカレンダーもサービスで頂きました

現在も現役のレジスター


和洋中の折衷料理とは

・白いご飯に合う料理
・箸で食べれる料理
・庶民でも食べれる安価な料理
・コース料理でなく単品の主役料理

上記の条件が重なり全国に広がり今でも変わらぬ
メニューとして食べられていることに驚きでした。
これも歴史の教科書掲載レベルのお店
ごちそうさまでした。





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最終更新日  2022.08.10 16:02:30
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