兵庫県姫路市の酒造会社 本田商店の社長がご来店くださいました。
この酒蔵のつくるお酒は「米のささやき」という日本一の米からつくるお酒です。
ご存じのように日本酒はお米からつくりますが、お米にもいろいろあります。
「こしひかり」「ササニシキ」「あきたこまち」などなど・・・・いろんな品種があります。
同じようにお酒用の米は「酒米」といって専用の品種があります。
「山田錦」「五百万石」「雄町」などなど
日本酒にも「全国新酒鑑評会」というコンテストのようなものがありますが
そこで「金賞」をとるためには「山田錦」を使わないと賞は取れないというくらい
山田錦という米は日本酒を語る上で最高の米なのです。
ところが、山田錦も日本全国いろんな場所で植えられていますが
日本で最高の場所があるのです。
(こしひかりだったら新潟の魚沼とかいうでしょう)
それが山田錦特A地区と呼ばれる場所です。
兵庫県の加東郡というホントに小さな限られた場所にあります。
当然、日本全国の酒造会社が喉から手がでるほど欲しい米なのですが
もちろん手に入りません。この地区の米を使えるのは
日本でも5社ほどだそうです。
話は戻りますが、本田商店の使う米は
山田錦は全量この特A地区の米です。
と、いうわけで、日本で最高の米を使った酒造りに執念を燃やしているのが
本田社長であり、清酒「米のささやき」なのです。
まさに、豊かな生活とはこういう事か・・・・
と、実感するお酒です。 ハイ。