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カテゴリ:日記
前回のブログでピロリ菌の除菌薬を入手したところまで書きました。
私は、ピロリ菌除菌薬を入手した時点で 勝った! と、思ったのですが、それは大きな間違いでありました。 そして、その後、ピロリ菌と死闘を繰り広げる事になるとはまったく想像していなかったのです。 今回のブログはその激烈な様子を書き留めたものであります。 シャレになっていない部分もありますが、サクッとお読み下さい。(笑) さて、病院でピロリ菌除菌薬をもらって勝った気になっていた私ですが ピロリの思わぬ反撃がはじまりました。 それは・・・・薬疹 薬疹とは、薬の副作用によるアレルギー反応の事で全身にじんましんのような紅斑が現れる。 重症型に移行した場合は死にも至る。 治療としてはまずは原因と思われる薬剤の投与を中止する。アナフィラキシーショック型には気道確保、 副腎ステロイドやアドレナリン投与、輸液といった全身管理が必要となる つまり、薬を服用中に薬疹が出た場合は即刻薬の服用を中止するのが医学的常識なのだ。 あ、厳密には別にピロリ菌が反撃している訳ではありませんが 雰囲気的にそう言ってるわけです。あしからず。 薬疹は薬のアレルギー反応。 最悪、死にも至る。 即刻、ピロリ菌除菌薬の服用を中止しなければならない。 が、しかし、これが問題なのだ。 ピロリ除菌薬の服用を中止した場合、ピロリ菌が中途半端な状態で生き残るだけではなく 抗生剤に耐性を持った スーパーピロリ菌に進化してしまうのだ。 抗生剤に耐性を持ったピロリ菌は除菌がかなり困難になる。 と、いうよりは除菌が不可能となる。 除菌は文字通り一発勝負なのだ。 除菌薬を飲み続ければピロリ菌を除菌できる可能性が高くなるが アレルギー反応により最悪死に至る危険性がある。 薬を飲みやめればアレルギー反応の重症化は防げるが ピロリ菌を除菌できないばかりかスーパーピロリ菌に進化させてしまう。 どちらにしても殺るか殺られるかの まさに、命をかけた戦いとなってしまったのである。 まさかな! ピロリ菌と命をかけた戦いになるとは・・・・ 大いに葛藤しました。 ネットを検索してみると。 ピロリ除菌薬で薬疹が出た方はけっこう多く。 多くのブログ等で書かれています。 ただ、薬疹が出た方はほとんど例外なく除菌を中止して 薬疹の治療に入っています。 (入院された方もけっこう多いです) そうなんです。 ピロリ除菌中に薬疹が発生しても、除菌を継続した方は誰もいない。 そして、私の下した決断は・・・・・・・・・・・・ 薬の服用を続行する。 続く・・・・・・ ※薬の服用による薬疹は医学的にも非常に危険な状態です。 絶対にこのブログの真似はしないで下さい。薬を服用して薬疹が出た方は 即刻薬の服用を中止して医療機関を受診して下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.03.19 13:26:51
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