水と空気から石油を作る技術が開発された!?
京都大学名誉教授の今中忠行さんと言う方が、水と空気と種油から超安価な人工石油を生成する装置を開発した。軽油なら市販品の一割以下の値段でできると言う。しかも生成過程で空気中からCO2を吸収するからカーボンニュートラル。その上 不純物がないから排気ガスがきれいで、燃費も向上するのである。軽油の値段が十分の一になったからと言って、ただちに人類の幸福度が十倍になるとは思わない。しかし この技術は、使われ方によっては 世界史にエポックを画するような すごいインパクトを持ちうるだろう。もしも「世界中どこででも安価なエネルギーが無尽蔵に自給できる」と言うことになれば である。農耕時代の権力の源泉は農地、東アジアで言えば「稲田」であった。農耕社会における最重要な資産が穀物だったからである。現代社会を支えているのはエネルギー、その主要な源泉が石油である。したがって 石油の出る土地「油田」を支配したものが、巨万の富を築き、権力をほしいままにしてきたのだ。だから 油田の支配権をめぐって、血で血を洗う闘争が行われてきた。現在 ヨーロッパと中東に起きている戦争も、かなりの部分 エネルギーをめぐる争いである と言っていいだろう。 それが、どこででも安価に石油が作れるとなったら、世界は ずいぶん風通しの良い平和な場所になるはずだ。しかし それだけに、支配力を失いたくない世界中の権力者とエネルギー利権の奴隷たちは、当然 総力を挙げて有形無形の圧力をかけ、この事業を無力化しに来るだろう。だから、できるだけ多くの人々に この事業の推移を見守って頂きたい と思うのである。今すぐ、ご覧ください。日本が世界を変える夢の技術です!(今中氏へのインタビュー動画)https://youtu.be/THSY6B3bmhA?si=Y6OXpEAL-bZjfpzQニッポンの救世主⁉「人工石油」の実験が大阪でスタート ー テレビ大阪https://youtu.be/FOJEUmiZSao?si=uj80dpGp75RJ7znB石油製造の全工程 ー アイティー技研https://www.youtube.com/watch?v=sJAaK2XRBOAちなみに、一部のユーチューバーが「種油に水を混ぜただけではないか」、つまり詐欺ではないかと言っていた。ぼくには 技術的な評価はできないが、詐欺である可能性は極めて低いと思っている。なぜなら、この技術は すでに製品化され、今中氏の経営する会社(アイティー技研)で製造装置が販売されているのだ。もし、仕様書通りに燃料が生成できないとなれば、装置を買った人は すぐ気づくだろうし、返金請求に応じなければ、訴訟沙汰になるだろう。そんな お粗末な詐欺はない。それに今中氏は、そんじょそこらの馬の骨とは違うのだ。研究者として半生をかけた研究業績が評価され、国からは勲章を受け、京都大学からは名誉教授と言う称号を授与されている。研究者としては最高の栄誉だろう。何の得にもならなそうな勝算のない詐欺と引き換えに、半生をかけて築き上げた社会的信用と名誉をドブに投げ捨てるとしたら、発狂した としか考えられないではないか。今中氏が発狂しているかどうかは、動画を見て各自ご判断願いたい と思うのである。