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2008.07.20
テーマ：海外生活(7771)
カテゴリ：旅日記
２日目：７月２０日（日）
CHURで泊まった、「Hotel Drei Konige」。 クールの中では、かなりお値打ち価格のホテル。（それでもシングル１泊で約１万） １階がレストランになってます。  お値打ち価格でも、朝食はボリュームたっぷり。  食事パンは、何とセルフカット！ スイスではこれが常識！？ 何だか楽しい。  チーズも、セルフカットでお好きなだけ。 さすがスイス！ いよっ、太っ腹！  ハムもたっぷり。 もう、幸せすぎる朝ご飯。 朝からテンション上がりまくり。   チーズとハムが超美味しい！ やばい、一回戦だけじゃ終われないっ。 パンは、左の丸パンがすんごく美味でした。 皮バリバリで中ムッチリ。 そういえば、スイスではあまりパン屋さんは見かけませんでした。 たまーに発見して覗いてみると、ソフト系の食事パンが多かったかな。 日本でよく見る、「ハイジの白パン」風のパンは、スイスでは一度も見かけませんでした。 あれは、日本人の勝手なイメージなのかもしれませんね。 さて、この日は日曜日。 旅でネックになるのが、日曜日の過ごし方。 海外では、日曜はほとんどの店が閉まってしまうんですよね。 なので、この日は一日列車の旅に決めました！ 車窓の景色には、平日も祝日も関係ないですもんね。 スイスには、有名な列車が２つ。 「グレッシャー・エクスプレス（氷河特急）」 と 「ベルニナ・エクスプレス（ベルニナ急行）」。 列車の旅を楽しむなら、氷河特急。 車窓の景色を楽しむなら、ベルニナ。 そんな風に言われてます。 どっちにしようか迷ったけど、今回はベルニナに。 クールを出発し、国境を越えてイタリアのティラノまで 約４時間の列車の旅。 そしてそのまま折り返し、再びクールまで戻ってきます。 ガッツリ列車。 一日列車。 ベルニナ急行（パノラマ車両）に乗るには、乗車券の他に指定券が必要。  指定券は現地でも買えますが、 人気の列車なので、ハイシーズン（７－８月）に行く場合は予約した方が安心との事。 私は、コチラのサイトで鉄道パスと一緒に購入しました。 ベルニナ急行は 真っ赤な列車。 パノラマ車と言うだけあり、眺めの良さは最高です。  シートも大きくて、超豪華。 ベルニナ線は 向かって右側に見所が多いと聞いていたので、 予約した席が右側か左側かドキドキしていたのですが、 （予約時に席の指定はできないみたい） バッチリ右側！ バンザイ三唱！！ でも、気合入れて予約したのに、車内はかなり空いていました。 あれー？！ ８：２８クール発。 いざ、旅のスタート。 森を抜け、橋を超え。 列車はどんどん山の方へ進んでいきます。    次第に山が高くなっていきます。 パノラマ車は景色は最高なんだけど、写真がめっちゃ撮りづらい！ 光が反射しちゃったり、カメラの陰が写っちゃったりで、なかなか上手く撮れないの。 何だか悔しい。  陽気なオッチャンが、カートにお土産や食事を積んで売りに来ます。 サービス精神も満点。  通路の左側の席にいた家族連れが、お菓子を分けてくれました。 「ＮＩＰＰＯＮ」 とデカデカと書かれたお菓子。 どうやら お米（ポン菓子）を使っているので、こんな名前が付いたみたい。 周りにはチョコレートがたっぷり。 スイスと日本の見事なコラボ。 そんなこんなしてるうちに、さらに山は深くなり、 いよいよ山も雪化粧。 この時点で、標高約１７００ｍ。 列車はまだまだ上ります。    そしてついに。 ベルニナ線で最も標高の高い、標高２２５３ｍ 「Ospizio Bernina」 に到着。 「ラーゴ・ビアンコ」 （イタリア語で“白い湖”） と呼ばれる湖を通過します。  氷河の溶けた水は、鉱物の多い土砂を含んでいるため、 このような乳白色になるんですって。 この景色の迫力に、ただただ感動。 口をポカンと開けて見入ってしまった。 景色を見ただけで、こんなに胸が熱くなったのは初めての経験かも。 それほど、見る者を圧倒させる景色だった。 そんな、口をポカンと開けた間抜けな邦人をよそに、 列車はさらに進みます。 山のピークを過ぎ、次第に下りへ。  ここで、何と列車の連結部分横の窓だけ開く事が判明！ くー、もっと前に気づいていれば！ 後悔ひとしきり。 でも、まだ最後の見所が残ってます。 カメラをかまえ、気合マンマン。 そして列車は、最後の見所 オープンループ橋 へ。 ぐるりと螺旋を描きながら下っていきます。   次の２枚は、列車の後ろ側を振り返った所。   そして、先ほど通り過ぎた橋の下を潜り抜けます。   ↑この写真↑も、後ろを振り返った状態です。 グルッと３６０度回旋したの、伝わりますか？ （このサイトに全体図が載ってます） ほんの一瞬の出来事でしたが、すごい見応えでした。 これを過ぎちゃうと、あとは山を下るのみ。 山が低くなり、民家が増えてきます。 イタリアに近づくにつれ、町の景色も変わってきます。 「Restaurant（レストラン）」の看板も、「Ristorante（リストランテ）」に。 おおー、イタリアーン！  スイスとは、街の “色” が何だか違う。 全体的に茶色く、素朴な可愛らしさを感じます。 そして列車は国境を越え、イタリア 「Tirano（ティラノ）」 に到着。  でも、コレ↓ はいらなくない！？  どーん。 箱根登山鉄道（笑） パスポートの検札があると聞いていたのですが、 何にもなくスルーでイタリア入国。 ちょっと拍子抜け。 約４時間の列車の旅。 気づけばあっという間に終わっていました。 ＜２日目後編へ続く＞ ワンクリック頂けると励みになります！ ↓ ↓  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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行きたくなっちゃった・・・(>_<)
(2008.07.29 23:36:18)
おぉ！！！
2日目も画像満載♪♪ 心はすっかり、一緒に旅してます、、(≧∇≦)b ホテルのモーニングビュッフェ、質が高い！！ 3枚目の写真を見て、思わず、これはお持ち帰り出来るじゃん♪と思ったのは、私だけ？。。(・_*)＼ペチ あ～、何処をとってもお伽の国のようだわ。。 赤い電車、良いですねぇ。 世界の車窓からだわ！！ さゆりさん、窓ガラスのこと悔いてますが、充分綺麗よ！ため息よ！ そして、この日も何か貰ってるし(笑 →旅先での触れ合い。。それが、醍醐味ですよね♪♪ う～～ん、、この先もわくわくです♪(≧∇≦)b (2008.07.30 01:20:42)
二日目後半から逆バージョンで見てきたアルローラです；；
うはは.. ホントだ 朝に食べ過ぎた意味が今分かったわ。 美味しそうですね～。 太っ腹ですね～。 チーズいっぱい～☆(^o^)☆ 私 ここで留守番してますわ。 グルリの360度の意味、分かりましたよ～。 面白いですねぇ～ 可愛いし(^_^) なんで？ 観光のためですかねぇ。 見た感じも 可愛らしいし、乗ってても面白かったんじゃないですか？ ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ...「箱根登山鉄道」^^;) 姉妹鉄道って・・ どんな意味なんでしょうか。 きっと寄付とかも してるんでしょうねぇ。 大切に綺麗に飾っておいてあるってのも、ありがたいんじゃないでしょうか^^;) (2008.07.30 08:20:36)
うふふふふ。
スイス、本当に素敵でしたよ！ 私の旅レポ前半を読み終わる頃には、ぷったんこさんはきっとスイスへ行きたくな～る～・・（笑 ちなみに、フランクフルト→チューリヒは、電車で約５時間です（笑 (2008.07.30 09:46:26)
あはは、チーズをデッカイままゴッソリお持ち帰り！？
それは勇気が要るかも。。 ・・・私ならやれるかしら！？ そういえば、ホテルの朝食で各テーブルに設置してある調味料の塩（瓶入り）を、そしらぬ顔してポケットに入れて持ち去る人を目撃しちゃいました。（ヨーロッパ系の白人さん） そしてさらに、朝食用の丸パンを両手でムンズと掴み、そのまま退席。 白昼堂々、大胆な窃盗現場でした（笑 そういえば、この日もお菓子もらってますね。 旅先だと皆フレンドリーで嬉しい限りです(*^^*) ホント、これも旅の大美味ですよね☆ (2008.07.30 09:50:56)
こんな素敵な朝食を前にしたら、食べ過ぎちゃうのも納得ですよねっ！
私も一緒に留守番します（笑 そういえば、ループ橋は回転してるんでしょうかねー。 私なりに考えた結果、たぶん一気に高低差を埋める為かなーと思いました。 かなりの落差ありますもん。 観光の為ってのも有るかもしれませんね。 やっぱり見所は多い方が楽しいですし♪ (2008.07.30 09:54:09)
ループ橋とスイッチバックの違いがありますが姉妹鉄道の縁でベルニナ線では箱根号が、箱根登山鉄道ではベルニナ号とサンモリッツ号が走っています。
ベルニナ急行にはかないませんが登山電車からのあじさいもまた味があります。 (2014.05.24 00:06:29) |
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