職場への道中に女性クリニックがありました。
午前中休みをもらい、病院に出かけたのはしこりを見つけてから4日後のことでした。
<ラッキー!その1>
玄関に入ると「当院は完全予約制です」という看板が。
せっかく休暇を取ってきたのに…と諦められず、受付に聞いてみると、ちょうど一枠空きがあることがわかり、入れてもらえました。
超音波の検査を受けると、確かに大きなしこりがあるので、これは更なる生検が必要ですとのこと。
<ラッキー!その2>
ちょうど午前の最後に生検の枠が空いていますが、受けられますか?と聞かれるので、もちろん受けます!と即答でお願いしました。
生検は胸に麻酔をかけて、注射針のようなもので組織をとるもの。
麻酔がかかっているので痛みはないものの、パン!パン!と注射針が刺さる振動に、不安もまた一段と広がっていきました。検査後の胸は打ち身のあざのように青く変色しています。タオルで覆うようにバンドをあてがわれ、その日1日は入浴を控えるように言われてクリニックを後にしました。
後で聞いたところによると、予約を取るのが難しく、同じ時期に手術をした友人は、検査を受けるのに3か月待ちだったそう。それを思うと、ふと出かけて行って、その日のうちに生検までしていただけたというのは、超、幸運だったとわかりました。
検査結果は、連休を挟むのでその後になるとのこと。
2週間は、気をもむ長い時間となりました。
といいつつも、普段通りでいようと、3日後エントリーしていたしんきろうマラソンの10キロに参加しました。30度近い暑さの中を制限時間ぎりぎりでしたが完走でき、嬉しかったです。
もしかしたら乳癌かもしれず、検査で真っ青な胸なのにこんなふうに一見元気に走ってる、と思うと、不安というより、誰も知らない秘密を抱えていることに自己満足な私なのでした。
2017年4月30日(日) しんきろうマラソン