カテゴリ:書評・読書メモ
知のツールボックス改訂版 知のツールボックス―新入生援助(フレッシュマンおたすけ)集 専修大学出版企画委員会 編 専修大学出版局 2009年刊 専修大学で行われている新入生向けの アカデミック・スキルズを身につけるための講座を書籍化したもの。 丁寧でわかりやすい説明、とっても親切ですね~ ○なぜノートをとるのか? 1.話を正確に理解するために、 2.あとになって話の組み立てを復元できるために、である。 「つぎつぎに流れ込んでくる情報を自分で能動的に整理する能力を、 身につけることであり、大学で身につけねばならない最大のスキルのひとつである」 本書、新しいのは・・ 授業がある程度進んだところで、それまで書きだしたキーワードやキーセンテンスを 基に、ノートの内容を俯瞰し整理した「マインドマップ」を書いてみよう、と 薦められているところ。 ○リテラシーの必要性 「わたしたちが手にする資料や情報はすべて、他者によって作成され編集された ものである。」 「・・あらゆる情報に対して、それを冷静に読み解くリテラシー能力を身につけよう。」 ○議論の心得 ・議論とは、みなが納得できる結論を探す作業である。 ・自分が限られた視点から、ものを見ていたことに気づく ・議論とは、他人と共同で推論することである。 ・議論のコアは、論証の吟味である。 ・議論における食い違い ・キーワードの意味 ・事実認識 ・事実判断と価値判断 ・・ <目次> プロローグ 大学での勉強はこうなっている 第1章 話を聞き、ノートをとる 第2章 自分で調べる 第3章 文章を読む 第4章 ひとと議論して考える 第5章 レポートを書く 第6章 プレゼンテーション 第7章 ネットのコミュニケーションを活用する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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