カテゴリ:書評・読書メモ
鳴海風「算聖伝 関孝和の生涯」 新人物往来社 2000年刊 関孝和・・の数奇な人生 そもそもの出生にまつわる秘密・・ 江戸、切支丹牢で暮らした幼少期・・ そこで、出会った数学に知見のあるオランダ人の師は・・・ なんと、デカルト!!! 『天地明察』の主役、安井算哲・・のちの渋川春海・・と、 関孝和との出会い、そして生涯を通しての陰に陽にあったかもしれない ライバル関係も描かれていました。 関さん側からみると、幕閣に取り入り、政治力を目一杯活かして改暦事業を 成し遂げた渋川春海の存在は圧倒的でした。 一技術者・研究者と政治力のある実業家との差を描いていました。 鳴海さんの仮説の連続に・・驚きっぱなしの作品でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.07.07 00:07:14
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