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システムエンジニアの晴耕雨読

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2012.09.02
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カテゴリ:書評・読書メモ

【送料無料】14歳からの戦争論 [ 西部邁 ]

西部邁「14歳からの戦争論」(ジョルダンブックス)

ジョルダン

2009年刊





 チャーチル曰く、「戦いとるべきもの、それが平和だ」

 つまり、「平和のための戦争」という逆説から人間とその社会は自由になれない、

 といいます。


 平和=戦争のない状態をもたらすために、戦争を勧めているのではないが、

 そのための準備、国防体制を各国が整えておかないと、国際社会は不安定になり、

 戦争の起こりやすい状況になる。 



 ・・ぐらいは、読めるのですが、

 ≪大いに有害なのはヒューマニズム(人間性を礼賛する「人間主義」の思想)です。

  それは人間のいわゆるパーフェクティビリティ(完成可能性)を信じていて、

  人間は、(努力すれば)知性(物事の真偽を認識する力量)と

  徳性(物事の良否を判別する力量)において、パーフェクション(完成)に

  次第に近づいていくと考えております。

  そして、その人間観が社会観に移し替えられえると進歩主義の思想となるのです。

  つまり社会は至福の状態に、試行錯誤を通じながらも着実に近づいている、

  と進歩主義者はとらえます。≫

  でも、人間は不完全な存在である以上、こんな思想間違っている、

  と切って捨てられても、納得できません(>_<)




<目次>
第1章 戦争という言葉―理が情に溺れる
第2章 戦争から離れられない人間性―命たちが命をかけて張り合う
第3章 戦争の論理―侵略と自衛の別がある
第4章 大東亜戦争の正義―「英霊」を想念してみよう
第5章 現代の戦争―大国は小国を自分の歩兵とみなす
第6章 「戦後」という平和惚け天国―保護領の住人は大人になれない





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最終更新日  2012.09.02 08:28:40
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