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システムエンジニアの晴耕雨読

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2012.12.16
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カテゴリ:日本史・世界史


阿部謹也「読書力をつける (知のノウハウ)」

日本経済新聞社

1997年刊



≪・・教養とは、「社会のなかで自分がどういう位置に立っているのかということを、

 自分の手である程度、解明できる状態」をいうと考えています。

 つまり、「自分が社会のなかでどういう位置にいるか」ということがわかれば、

 「自分が社会にどういう貢献できるか」がわかりますし、

 「自分の仕事がどんな意味をもつのか」もわかるわけです。≫





≪「読書の歴史を考えない読書論はありえない」と私は思っています。≫

 
 「自分が自分の目で読む」という行為は、ごく最近、ヨーロッパでは16世紀以降、

 であり、それ以前は、誰かに読んでもらって聞く、という形だった。

 18世紀以前、つまり、16~17世紀ぐらいまでは、書物の数が少なく、

 音読が読書の普通の形だった。

 宗教改革以降、「黙読」という形ができてきます。







サン=ヴィクトールのフーゴー・・

 ドイツの東ザクセン出身、律院の教師。1141年11月4日没。

 『ディダスカリコン』



 「人生における最高の慰めが知恵だ」

 その「知恵の研究の主たる内容は哲学だ」

 哲学とは、すべての人間的、神的な書物の根拠を徹底的に探究する学問である。

 ただし、

 フーゴーのいう哲学とは、

 思弁学、実践学、人工・人造学、論理学の大カテゴリーから成り立つ。

 実践学のうちには、経済学・政治学・国政学も入る。

 人工・人造学のサブカテゴリーには、機織学、兵器学、商学、農学、医学・・

 と続きます。



阿部謹也さんの本、表紙が楽しいですね~













<目次>
第1章 何を読むか
第2章 「読書」を読み解く
第3章 教養とは何か
第4章 生きる知恵を学ぶ―哲学とは何か
第5章 歴史をどう見るか





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最終更新日  2012.12.16 07:02:34
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