カテゴリ:メンタルヘルス、モチベーション
【楽天ブックスならいつでも送料無料】リーダーのための「レジリエンス」入門 [ 久世浩司 ] 久世浩司「リーダーのための「レジリエンス」入門」(PHPビジネス新書) 2014年刊 レジリエンスとは、 「逆境や困難、強いストレスに直面したときに、 適応する精神力と心理的プロセス」(全米心理学会) レジリエンスの高い人の特徴には、 1つ目が「回復力」。 逆境や困難に直面しても、すぐに元の状態に戻ることができる、 しなやかさをもった心の状態です。 メンタルの強さ。 2つ目が「緩衝力」。 ストレスや予想外のショックなどの外的な圧力に対しても耐性がある 弾力性のある精神です。 打たれ強さ。 3つ目が「適応力」。 予期せぬ変化に抵抗するのではなく、それを受け入れて合理的に対応する力です。 レジリエンス・リーダーが持つ5つの強み・・ ・肝の据わった「楽観力」 「地に足のついた楽観力」 ・持続可能な熱意 強いウィル(意志)をもつこと、 そして難しいことでも創意工夫して困難を楽しむような思考をもつこと、 それらが逆境を乗り越えるための秘訣である。 ・聖人君子でない「利他性」 ストレスを感じることや嫌なことがあっても、 すぐに捉え方を変えることで「損切り」ができる。 利他的であらんとすれば、後悔することもない。 ・根拠ある自信 ・意志の力がある「勇気」 「優先順位の分析については、多くのことが言える。 しかし、優先順位の決定について最も重要なことは、 分析ではなく勇気である」『経営者の条件』 レジリエンスを鍛える3ステップ・・ ステップ1 底打ち ・第1の技術:ネガティブ感情の悪循環から脱出する ・第2の技術:役に立たない「思い込み」をてなずける ステップ2 立ち直り ・第3の技術:「やればできる」と信じる自己効力感を身につける ・第4の技術:自分を特徴づける「強み」を活用する ・第5の技術:心の支えとなるソーシャル・サポートをもつ ・第6の技術:感謝のポジティブ感情を豊かにする ステップ3 教訓化 ・第7の技術:痛い体験から意味を学ぶ ジョブ・クラフティング・・ 与えられた仕事をそのままやる人がほとんどです。 しかし、前任者にとってはやりやすい仕事であったとしても、 後任の本人にとっては、自分の強みや経験を発揮できない場合がある。 その時は、 仕事の内容を因数分解し、それらを自分の強みとやる気を活かせる形で 創意工夫して再構築することで、業務の効率が高まる。 <目次> 序章 レジリエンスとは何か? 第1章 胆の据わった「楽観力」という強み 第2章 「持続可能な熱意」という強み 第3章 聖人君子でない「利他性」という強み 第4章 「根拠ある自信」という強み 第5章 意志の力が支える「勇気」という強み レジリエンス・リーダーになるための必読の15冊 今日からできる!レジリエンス・リーダーの7つの習慣 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.07.20 14:04:25
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