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【楽天ブックスならいつでも送料無料】バカになるほど、本を読め! [ 神田昌典 ] 神田昌典「バカになるほど、本を読め!」 PHP研究所 2015年刊 神田さんが社会人になって仕事、ビジネスで悪戦苦闘する中で、 ≪読書という行為は、やり方次第で、自分の想像をはるかに超えるほど、 自らの可能性を広げることに気づかされたのだ。 ただ漫然と本を本でいたとしたら、今の私はない。≫ 神田さんのいう「バカ」とは、 周りの人たちから「アイツはバカなんじゃないか」と思わるほど、 既成概念に捉われることのない発想をする人のこと。 読書を通して、そんな発想を得るようになる読書法のすすめ。 旧来型の読書は、本に書いてある知識をしっかり頭に入れ、 それが必要なときに正しく迅速に引き出せるようにするもの。 しかし、 現在求められているのは、「知識の創造」「価値の創造」である。 過去に例のない事態に直面したとき必要とされるのは、 イノベーティブなアイデアや解決法を自らの頭で創造することにある。 既存の常識の枠を超える発想を生み出すことが必要とされている。 「知識の創造」には、2つの段階がある。 第一段階が、「情報の編集」である。 第二段階が、「知識(価値)の創造」である。 「情報の編集」とは、世の中の情報から、正しい情報と間違った情報を見分け、 編集した上で、発信すること。 いわば、キュレーション(目利き)である。 目利きになるためには、その分野の本を大量に読むこと。 30冊は読んでみる。 「知識(価値)の創造」とは、正しい情報を元に、行動しながら思索を重ね、 イノベーティブなアイデアや知識を創造することである。 「知識市う属のベースをつくる読書」をするうえで最も重要なことは、 「世の中の本質とは何か」を学ぶことにある。 次に、「美しいもの」に触れて、美的感性を磨いておくことにある。 そして、「洋書」。 アメリカでは、日本の本作りよりも遥かに時間をかけじっくりと本が作られている。 論理構成や歴史的考察がよりしっかりと行わている。 英語で同じ分野の本を30冊読めば、日本全体でもトップクラスの識者になる可能性がある。 「知識(価値)の創造型の読書」とは・・ 1.目的志向型の読書をする 2.大勢の人と共に読む 3.即、行動に結びつける 読書会でのステップ・・ 1.イン・フォメーション 本を通じて対話を開始する。お互いの関心事項を聞くうちに、本の内容を理解していく。 2.インター・フォメーション 前段階で得られた知識を交差させたり、互いに質問をし合うことで、 本の理解を深めていく。 3.エクス・フォメーション 自分なりに解釈し、オリジナルの知識を創造して、外へと発信していく。 4.トランス・フォメーション リーダーへ変革していく段階。 あなたの意見に共鳴した人々が周囲に集まってきて、コミュニティが形成できるようになる。 ピエール・バイヤール「読んでいない本について堂々と語る方法」 【楽天ブックスならいつでも送料無料】読んでいない本について堂々と語る方法 [ ピエール・バイヤール ] <目次> 序章 なぜ、活躍できる人は皆「バカ」なのか (現状を打開するための唯一の方法 本は消えていくメディアか ほか) 第1章 「目的志向型」読書―知識創造時代のスタンダードスキル (三つのシンプルな原則 脳が「要・不要」の判断をするために必要なもの ほか) 第2章 本を持ち、町へ出よう―なぜ本を「大勢で読む」のか (もはや一人だけでは問題を解決できない時代 明治維新、本当の原動力は何か ほか) 第3章 アクションが変革を生む―複雑な課題を大人数でやっつける時代へ (自分のためだけに使うのはもったいない! 世界が変わる!一〇億人を巻き込む「一〇〇%MAD」プロジェクト ほか) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.10.18 20:41:11
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