カテゴリ:システム・ソフトウェア
【新品】【本】大前研一IoT革命 大前研一/編著 大前研一IoT革命―ウェアラブル・家電・自動車・ロボットあらゆるものがインターネットとつながる時代の戦略発想(「BBT×プレジデント」エグゼクティブセミナー選書) プレジデント社 2016年刊 IoT(Internet of Things)とは、 センサーを組み込まれた通信機能をもった「モノ」がインターネットによって あらゆるモノとつながるようになった状態を指す。 何らかの変化を感知するセンサーを設置し、情報をパケット通信網経由で集め、 クラウドなどにためたビッグデータをプロセッサーで分析する。 要するに、オリジナルデータを集めて、プロセシングし、結果から意味を引き出すという 一連の流れを、機器同士で担わせる。 超広義のIoTは、モバイル端末、ウェアラブルなど 広義のIoTは、「狭義のIoT」と「M2M」からなる。 狭義のIoTは、「コンピュータを通じてネットとやり取りするモノとのネットワーク」 ex.無線タグ、MEMS、センサー M2Mは、「コンピュータを内蔵したモノのネットワーク」 ex.テレマティックス、スマート家電、ホームオートメーション、組み込み機器 IoTの時代を前にして何ができるか? 自分で考えられる人間になることが重要なのである。 ≪はっきりしているのは、IoTに関して何もアクションを起こさなければ、 新規参入企業との厳しい競争は免れないということだ。 ならば、新たな事業機会と捉え、IoTを積極的に活用したほうがいい。 自社の事業領域を再定義し、ビジネスモデルを見直すチャンスと捉えればよいのである。≫ ≪IoTビジネスの本質は、デバイスを通して収集したデータを分析、活用することで 新たな価値を創造し、経済的な利益を得るというところにある。≫ ○IoT戦略の要諦 1.スピード リーン・スタートアップ 既にある3つのクラウド(クラウドコンピューティング、クラウドソーシング、 クラウドファンディング)をうまく利用し、低コスト・低リスクで始める。 2.チームづくり オープン・イノベーション 部門横断・役職・階層に関係なく、なるべく若手人材を抜擢する 外部から必要な技術・人材を集める 3.トップのコミットメント <目次> はじめに 第一章IoT戦略の要諦大前研一 IoTとは何か 社会システムとしてはまだ序の口のIoT これからはInternetofEverythingだ IoTを構成する要素 IoTデバイスの基本構造 M2Mから広がるIoTの世界 IoT〜先進国の取り組み事例 1「インダストリー4・0」ドイツ 2インダストリアル・インターネット米GE 3KOMTRAXとKomConnectコマツ 4KSAS(ケーサス)クボタ 5ウェザーニューズ 6サービスとしてのタイヤ(TireasaService)仏ミシュラン 7テスラモーターズの保守メンテナンス 8自動車にM2Mデバイスを搭載米プログレッシブ社 9産業用ロボットの稼働データを集めて故障の予兆を見つけるファナック 10cyzen(旧GPSPunch!)レッドフォックス 11スマートホーム 12ドローンセコムなど 13PC、スマートフォンでいつでも見られるセキュリティカメラ 14DashButtonアマゾン 15JR東日本の取り組み 16イーグルバス埼玉県川越市 17モバイル統計空間ドコモ・インサイトマーケティング 18マジックバンドウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート 19社会インフラ 20物流ロボティクスアマゾン 21スマートシティアメリカ 22面白いアイデアのセンサー IoTビジネスモデルの考え方 収益モデルの設計 IoTは企業にとってどんな意味があるのか IoTによる価値創造とそのためのステップ IoT戦略の要諦 日本のインダストリー4・0 【質疑応答】 第二章IoTで未来はこう変わる村井純 日本のインターネット、はじまりはJUNET アフター・ジ・インターネット TisforThings TisforTransportation 3Dプリンタ TisforTV データは社会基盤として使えるべきだ IoTによって何がどう変わるか 【質疑応答】 第三章シーメンスとドイツの新製造業戦略(インダストリー4・0)島田太郎 日本の課題とは何か インダストリー4・0への道のり デジタル化の進捗度 インダストリー4・0が必要な理由 製造業の進化 メガトレンドに基づいたシーメンスの戦略 シーメンスはデジタル化を一五、六年前から見据えていた シーメンスの製品群とインダストリー4・0に関する領域 スマート・イノベーションを生み出す変革の力 デジタルエンタープライズ 工程および製造装置、PLC設計の全体像 世界最高性能のCADシステムNXとシーメンスのTIAポータル オープンなクラウドプラットフォームの提供 工場ネットワークでコスト削減 【質疑応答】 第四章車の自動運転と高度交通システムの新しい形ヴェルナー・ケストラー モビリティ・システムの変化要因 デジタル化は自動車市場を変革する 都市化により商機が拡大する 自動車業界二つのビジネスモデル なぜ自動運転が求められるのか 自動運転のビジネスモデル コンチネンタルのeHorizon Park&Go@SG 高度交通システム 【質疑応答】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.12.23 21:20:47
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