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三日坊主で終わるかもしれない日記・避難所(ぇ

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カテゴリ:アニメ
今期終了アニメ(12月終了作品)の評価をしてみないかい?15(ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人)

今回も、ピッコロ様が主催する企画に参加させていただきます。
2つ目の対象作品は『THE IDOLM@STER(アイドルマスター)』です。


<評価基準>

■ストーリー … 脚本、設定も含めて、破綻がないか。テーマ性を貫けていたか。そしてオチがしっかりしていたか等。
■キャラクター性 … キャラクターの魅力。キャラクターと声優の声のイメージが合っているか等。
■画 … キャラクターデザインに忠実か。作画の破綻、崩壊がないか。よく動いてるか等。
■演出 … 声優の演技。盛り上がりを作れているか。BGMや挿入歌が効果的に使われているか。カメラワークや構図の工夫。各話の引き等。
■音楽 … OP・EDが作品の雰囲気に合っているか。BGMや挿入歌の評価等。
■総合的な評価 … この作品を面白いと思ったか、また満足度。他人に薦められる作品か等。


<『THE IDOLM@STER(アイドルマスター)』の評価>

■ストーリー … 3点
同名ゲームのアニメ化ですが、自分は原作未プレイであり知識としても「ニコマス」と呼ばれる動画作品を多少嗜んた程度です。
なので、一個人としては純粋なアニメ作品として視聴していた感があります。

基本的にはアイドル候補生12名+裏方4名(うち、元アイドル2名)を中心としたオムニバス形式のドラマなのですが、

【1クール目】
  • 密着取材を受けるアイドル候補生達。しかし取材してたのが、実は彼女達を担当することになった新人プロデューサー(1話)

  • トップアイドルを目指して、地道に営業を続けるプロデューサーとアイドル達(2~4話)

  • 夏休みの旅行で、春香が将来への不安を吐露(5話)

  • 竜宮小町の結成(6話)を契機に、他のメンバーもそれに追随しようと「団結」。(7~12話)

  • 竜宮小町不在の中、残りの面子が手を取り合って1stライブを成功へと導く(13話)

【2クール目】
  • 仕事が増え始め、メンバー同士のすれ違いが多くなる(14~24話)

  • さらには高木社長と黒井社長の因縁に巻き込まれる形で、アイドル達の前途に暗雲が立ち込める(14話)

  • 黒井社長の策略で自身の過去をゴシップネタにされ、精神的ショックを受けた千早が歌声を喪失(15~19話)

  • 春香を中心にメンバーが作成した歌を渡され、仲間達の支えで「歌う理由」を再認識した千早が、歌声を取り戻す(20~21話)

  • 練習を呼びかけるも面子が揃わず、さらに美希との主演争いやプロデューサーの負傷も重なり春香が精神的に追い詰められる(22~24話)

  • 今度は千早が音頭を取ってメンバーを召集、一方の春香もまた「みんなで作るライブ」に自身の意義を見出す(24話)

  • 2ndライブ開催、さらに絆を深め「団結」した彼女たちはより一層の飛躍を誓う(25話)

と言った具合に、散りばめられた伏線とその回収は結構しっかりしており、単純な「美少女アニメ」と割り切れない構成の骨太さは評価に値するポイントだと思います。
振り返ってみると、1クール目は「変わること」を、2クール目は「変わらないもの」をテーマに据えているのが対照的で、実に興味深く視聴させて頂きました。

こうした「時には挫折や苦境を経験しながらも、夢に向かって一致団結して高みを目指す」アイドル達の姿を描いた様は、80年代に多かった青春群像ドラマを彷彿とさせるものがあるかな。
故にリアル嗜好の人には安っぽい雰囲気に見えてしまいがちなのが欠点らしい欠点かもしれません。

そして色々と問題話題になった「生放送」(15話)は、多方面からのネタ(パロディ、百合ネタ、ローカルネタ、ニコマス、中の人ネタ、ロボットアニメ、etc…)をこれでもかという程詰め込んできましたね。
ネタの出所がある程度わかっていたので、初見時は何回も腹筋が崩壊しそうになったわ。(笑
逆にわからん人には「何のこっちゃ」ってなるけど、これはまぁ作品自体の人気もあるし仕方ないか。

以上を考慮し、点数は3.5…としたいのですが、当サイトは端数を切捨てることにしているので惜しくも3点となりました。


■キャラクター性 … 4点
2クール目が春香・千早・美希を中心とした展開となり優遇されていたのと、ジュピターの扱いがやや不遇(救いはあったけど)なのが気になりましたが、所謂「お当番回」ではキャラの魅力を細かい部分まで掘り下げていて非常に好感が持てました。
アイドル候補生達やプロデューサー、裏方・敵役に至るまで誰一人余すこと無く物語に絡ませているあたりに、構成の上手さを実感しています。

個人的に千早のストーリー(20・21話)は別格として(笑、それ以外だと7話でやよいの弟にプライドの何たるかを説く伊織や、24話での春香と冬馬のやり取りなんかが好き。


■画 … 5点
特にOPアニメーションや2度のライブ回(13話・25話)においては、作画はともかく光源の位置やカメラワークが秀逸で、ビジュアル的にもインパクト大でした。
聞いたところによると、スタッフは実際のアイマスライブを観に行って観客の盛り上がり等を研究したのだとか…やる気が漲っておる。(笑

高い点数は、その意気込みも考慮した結果です。(笑


■演出 … 4点
ゲーム版での経験もあるのでしょうが、声優陣がキャラの持つ「個性」を大事にしているというのが演技からも伝わってきました。
またスタッフも(錦織監督を中心に)ゲーム版への理解が深い方達だそうで、そうした「個性」を後押ししていた印象があります。

作品への愛が感じられるなぁ。


■音楽 … 5点
OP・ED・挿入歌として使用された歌の数が、他作品の追随を許しません。
さらにEDに至っては、(アニメーションも含め)25話全てで違うものを使用するといった懲りよう。
それでいて、シーンの流れにもシンクロしているのが凄い。

これはもう文句無しの満点かな、と。


■総合的な評価 … 4点
一部の人間にしかわからないマニアックなネタが散見することを除けば、総じて完成度は高いと思います。
お目当てのキャラに「萌える」も良し、濃密なサクセスストーリーに「燃える」も良し…ある意味、すごく貴重な作品と言えるのかもしれません。

少しでも作品の第一印象に惹かれたなら、観ておいて損は無かろうかと。


■総合点 … 25 / 30 点
ジャンルとしては、少女漫画やサクセスストーリーが好きな人やライブなどのお祭り騒ぎが好きな人向けかな?
原作ファンには勿論のこと、原作を知らなくとも娯楽作として楽しめるのには好感が持てる。





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Last updated  2012.03.30 20:25:05
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