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COLONYの裏側

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Feb 19, 2021
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今回のお題はYMOの「増殖 X∞Multiplies」
1980年6月5日にアルファレコードからリリース(初CD化は1990年2月21日)・
アルファレコードは当初「パブリック・プレッシャー-公的抑圧-」(1980年2/21にリリースされたライブアルバム)の成功に気を良くしたので同様のライブアルバムのリリースを要請したが、細野は否定的であり、代わりに企画されたのは本作だった。
制作前、高橋幸宏は「歌ものがしたい」という明確なイメージを持っており、当時好んで聞いていたラジオ番組「スネークマン・ショー」を細野に聞かせたところ、細野が気に入り、曲の間にコントを挟む形式のアルバム製作を細野は決めたものの、多忙のため、多くの曲を作る時間がなく、10インチのミニアルバムという形になった。
 当初10万枚限定のアルバムにする予定だったが、20万枚以上の予約が入ったため通常生産盤としてリリース。アルバムは通常の12インチアルバムに合わせるため特殊段ボールケースにセットされて発売。レコード版のコードは「YMO-1」。バンドの名称が番号に採用されるのは異例なことであった。
 
<アートワーク>
・ジャケットに使用された3人の人形は当時3人が出演していたフジカセットの新聞広告で使われた物で、人形は各メンバーにつき、100体、合計300体が作られた。製作者は市田喜一で、全面の数体はFRP製で、それ以外はFRPの人形から作られた複製で材質は塩ビ。その後この人形は大手電気屋で飾られたり、雑誌のプレゼント賞品となった。また、2008年に復刻されて市販されていた。
・12インチ盤のジャケットの大きさに合うように段ボール製の赤色の外枠にはめ込まれており、外枠の裏面にはスネークマンのギャグ調のコメントが羅列されている。初期のCD化では赤枠部は省略されたため、「X∞Multiplies」(アメリカでリリースされた初期ベストで日本でもリリースされた)と見分けが付きづらくなっていた。

<曲目>
01(A-1): JINGLE "Y.M.O."
02(A-2): NICE AGE
03(A-3): SNAKEMAN SHOW ・1
04(A-4): TIGHTEN UP (JAPANESE GENTLEMEN STAND UP PLEASE!)
05(A-5): SNAKEMAN SHOW・2
06(A-6): HERE WE GO AGAIN ~TIGHTEN UP
07(B-1): SNAKEMAN SHOW・3
08(B-2): CITIZENS OF SCIENCE
09(B-3): SNAKEMAN SHOW ・4
10(B-4): MULTIPLIES
11(B-5): SNAKEMAN SHOW・5
12(B-6): THE END OF ASIA

*PD:細野晴臣
*対応サブスク:Apple・Spotify

<参加ミュージシャン>
・スネークマンショー
小林克也/コントパート、ボイス(「タイトゥン・アップ」、「ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン」)
伊武雅刀/コントパート、ボイス(「タイトゥン・アップ」、「ジ・エンド・オブ・エイジア」)
桑原茂一/コントパート
・クリス・モスデル - ボイス(「シチズンズ・オブ・サイエンス」)
・大村憲司 - エレクトリック・ギター(「ジングル"Y.M.O."」及び「ジ・エンド・オブ・エイジア」以外の音楽パート)
・サンディー - バック・アップ・ボーカル(「ナイス・エイジ」、「シチズンズ・オブ・サイエンス」)
・福井ミカ - ボイス(「ナイス・エイジ」)
・松武秀樹 - コンピューター・プログラミング

コントは番組「スネークマン・ショー」で放送されたものだが、アルバム用に録り直している
#1はラジオ番組の冒頭を模していて小林克也がラジオDJ風のトークを聞かせた後に#2へつながっていく。
#2は本作制作前にアメリカのA&Mレコードからの依頼でアメリカ用シングルとして#8とともにレコーディングを行ったがアメリカ市場にはそぐわないという理由でリリースされなかった。曲中のアナウンサーの声はサディスティック・ミカバンドの福井ミカ。
#3は「KDD」というタイトルが付いていた。コント内に出てる「ミスター大平」は当時の総理・大平正芳のパロ。
#4はアーチー・ベル&ザ・ドレルズのカバー。「JAPANESE GENTLEMEN STAND UP PLEASE!」のセリフ、DJ風の喋りはコミカル。
#5のコント名は「ミスター大平」。#3の続きで大平総理が英語が上手くなかったことをネタに日本人を冒涜する内容になってる。
#6は#4のリプライズ。
#7は「ここは警察じゃないよ。」というタイトルが付いている。麻薬中毒者とそれを逮捕しに来た警官のやり取りを描いている。桑原茂一は当時「スネークマン・ショー」の中で麻薬撲滅キャンペーンの一環でこのコントは麻薬の醜さを表現するために幾つか作られたコントの一つ。姉妹編として「エディはここにいないよ」がある。
#8#2とともにアメリカ向けにレコーディングされた曲でアメリカナイズされている。
#9「林家万平」というタイトルが付いている。林家万平は林家三平(初代)のパロ。中国公演で通訳を介して落語をやっているという設定のコントで、林家三平の口調を真似てコントしている。
#10はスカを意識した曲で生演奏がメイン。イントロ部分は馴染みがあるなぁ。
#11のタイトルは「若いやまびこ」。タイトルはNHK-FMで当時放送されたラジオ番組「若いこだま」のパロ。コント中でYMOを褒めるものの、YMOの3人は相手にされない・・・というもの。
#12は#11のコントの終盤から曲に移動。曲自体は教授の1st「千のナイフ」からの曲で、東海道五十三次・歌川(安藤)広重の浮世絵をイメージしたとのこと。
オリジナルと比べるとオリエント色が強い。

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最終更新日  Feb 21, 2021 09:41:42 PM
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