|
テーマ:今日聴いた音楽(74133)
カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
今回のお題は平沢進の「救済の技法」。
1998年8月21日に日本コロムビアからリリースされたソロ7枚目。 2009年3月18日にデジタルリマスターに加えてシングル「BERSERK-forces-」(1997年11月1日リリース。「ベルセルク(旧)」劇中歌)収録曲4曲をボーナストラックとして追加。2021年11月27日にアナログ盤が発売予定 「BANGKOK録音三部作」の3作目で、P-MODELの「スキューバ」(1984年リリース)から続いている「全き人格の回復」がテーマで本作からインタラクティブライブ(ストーリー仕掛けかつ観客参加型ライブ)を行うことを前提として制作された。作品の内容としてはニューラル・ネットワークにより統合された“全き人々”の世界の崩壊と“庭師KING”による救済を描く。 <曲目> 01. TOWN-0 PHASE-5 02. MOON TIME 03. 庭師KING 04. GHOST BRIDGE 05. ナーシサス次元から来た人 06. 万象の奇夜 07. MOTHER 08. 橋大工 09. 救済の技法 10. WORLD CELL <ボーナストラック>*HQCD版のみ収録 11.BERSERK 〜Forces〜 12.BERSERK 〜Forces〜(GOD HAND MIX) 13.BERSERK 〜Forces〜 (オリジナル・カラオケ) 14.BERSERK 〜Forces〜(TV version) *対応サブスク:Apple・Spotify(HQCD版がベース) #1詞が抽象的なのはP-MODEL時代から変わらないが、壮大なコーラスが「天使」「賢者」のキーワードが入っている歌詞に合ってる。ライブでも定番とのこと #2は宮村優子に提供した「MOON」のセルフカバーだが、詞はオリジナルより変更され、男性口調になっている。この曲の構成は珍しく普通でオリエンタル調のメロディと相まって神秘的。 #3は2001年にインディーズでリリースされた「Solar Ray」で「 庭師KING2」としてリメイクされた。2016年にヒカシューとのコラボライブ「ヒカシューの絶景クリスマス」で演奏:ヒカシュー、ボーカルを平沢と巻上公一が担当した。 自然と共生している人々が見える。 #4は湖・川・海のイメージが見える曲 #5はサビがソプラノで歌われ、以降のソロ・PーMODELの作品でもソプラノパートで歌う箇所が登場する。 歌詞に「終わりは訪れた」とあるから世界が滅んだ後に現れた旅人の姿が見え、世紀末感が見える #6も世紀末を感じる #7も#2同様宮村優子に提供した歌のカバーだが、原曲が異なる。2010年リリースのリメイク集「変弦自在」でリメイクされた」。 #8の歌詞には世紀末と希望の両方が見える。 #9はソプラノパートもある曲。詞はスチームパンクの世界を思わせる #10エピローグにふさわしい曲 #11-14はボーナストラックで#11は劇伴を担当した「ベルセルク(旧)」の劇中曲。新アニメ版でも劇中曲を担当しているが(新ベルセルクの劇伴は鷺巣詩郎)、「ベルセルク」の世界観にピッタリでガッツとグリフィスの関係を歌ってるような・・・(旧版は黄金時代篇を映像化) P-MODELの作品を2回ほど当ブログでレビューしたが、本作で平沢師匠の作品にハマったかも? メジャーレーベルでリリースされた作品はCDやアナログで再発しているのに、ソロ・P-MODELの作品共にサブスク解禁されている作品が少なすぎるのが残念。 2000年代を境にメジャーなレコード会社・JASRACと縁を切り、独自の活動をしているからか?(インディーズでリリースされたソロ・P-MODEL(核P-MODEL含む)はサブスク解禁されてないし、DL購入も平沢師匠が主宰しているインディーズレーベルのHPからしかDL出来ない) 平沢進 / 救済の技法(完全生産限定盤/HQCD) [CD] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 28, 2021 12:03:50 AM
コメント(0) | コメントを書く
[音楽(歌番組・MV含む)] カテゴリの最新記事
|
|