|
テーマ:今日聴いた音楽(73733)
カテゴリ:音楽(歌番組・MV含む)
今回のお題はヤプーズの「ヤプーズ計画」。
1987年12/16にテイチク/バイディスからリリースされたヤプーズの1st 当時女優として人気を博していた戸川純が参加していたゲルニカが活動停止に伴うソロ活動をきっかけに結成。ゲルニカを休止してソロやヤプーズを始めたのは戸川の中で志向性が固まって来たわけでも、ゲルニカとは異なる音楽性を打ち出したかったわけではなく、あくまでゲルニカのメンバーの都合とレコード会社との契約上の問題によるものだった。グループ名は沼正三の小説「家畜人ヤプー」から。 <曲目> 01(A-1). バーバラ・セクサロイド 02(A-2). キスを 03(A-3). 肉屋のように 04(A-4). Daddy the Heaven 05(A-5). ラブ・クローン 06(B-1). コレクター 07(B-2). 労働慰安唱歌 08(B-3). ロリータ108号 09(B-4). 宇宙士官候補生 10(B-5). 素敵な時間 11. バーバラ・セクサロイド (シングル・バージョン)@ 12. セシルカット@ *対応サブスク:Apple・Spotify *@はボーナストラック #1はヤプーズのイメージソングにするつもりで作られた。未来のキャバレーを思わせる曲。 #2は本作のレコーディングで最後に作られた曲。ゲルニカの路線を踏襲してると思われる箇所も。 #3のタイトルは「肉屋のフリッツ」ことドイツの連続殺人犯、フリット・ハールマンから連想でつけられたが「♪骨まで響く振動で全身感じる恍惚 ああ駄目」「愛しいあなたを食べたい」と極端な恋愛感情がテーマ。歌を聞いてるとたしかに歪んだ感情が噴き出してる #4は「玉姫様」の時を思わせる歌いかた。 #5は当初の歌詞はジャパンバッシングをテーマにしていたが社会的なことは歌いたくないとのことでクローンの曲に変えた。詞の中にある「電送機」は「蝿男の恐怖」「ザ・フライ」をイメージしてる。歌詞は退廃的。 #7は貧しい人の労働がテーマ。元の歌詞ではモンゴルの地名がが入ってたが、「国を指定して貧しいと言ってはいけない」と指摘されたため国名は伏せた。「♪働けども‥」は石川啄木の「一握の砂」の「はたらけど はたらけど 我が暮らし 楽にならざり ぢっと手を見る」から #8は父親に自爆装置を埋め込まれた少女のことを歌ってる。バンド「ロリータ18号」は戸川のファンを公言しており、バンド名の由来になっている曲。 #9は泉水敏郎作詞。曲そのものはゲルニカをポップにした感じ。歌詞もリリカル。 ヤプーズ計画 / ヤプーズ [CD]【4月のポイント10倍】 【中古】ヤプーズ計画 LIVE&CLIP+2 [DVD] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 8, 2024 11:16:54 PM
コメント(0) | コメントを書く
[音楽(歌番組・MV含む)] カテゴリの最新記事
|
|