テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:フライブルク
今日は、取材に行くようなつもりで、フライブルクの歩行者ゾーン内にある、リーズナブルなレストランの写真を撮りに出かけました。
これから紹介するのは、まあランチに手ごろなレストランやカフェです。 豪華なディナーにお薦めしたいレストランは別の機会に書きます。 Freiburgでコーヒーとケーキが一番おいしいカフェ posted by (C)solar08 このカフェは、2x年前、学生のころに毎日学食のあとに通った、セルフサービスのカフェ。当時のコーヒーの値段は現在のちょうど半額でした。場所は、歩行者ゾーンの南側の入り口、Martinstor(マルティン門)わき、マクドナルドの向かい側にあります(住所はKaiser-Joseph Str.233)。 当市で一番コーヒーがおいしくて、クロワッサンもフランス風で、ケーキもベストと独断したいカフェ。 以前は「Kolben Kaffee Akademie」という名前だったのに、とつぜん「Cafe Kulanga」なんて看板が出ているのでびっくりしましたが、中身は変わっていないみたい。 ここのクロワッサンやケーキが一番おいしい posted by (C)solar08 この店には、Cafe Creme(ふつうの泡立ちコーヒー)やエスプレッソだけでなくて、リストレット(エスプレッソよりももっと濃い。水をちょっぴり使っただけ)もあります。日本からやって来た亡母は、たまに飲むコーヒーはうんと濃いのが好きだったので、「やっとおいしいコーヒーに出会えた」と喜んでいました。 洋梨タルトが、ドイツのほかのお菓子屋では味わえないおいしさだったので、売り子に「誰がつくるの?」と聞いたら、「私の夫よ。フランスのレシピで作ったマジパンをクリームに使ってるの」と教えてくれました。 「レシピ教えて」と言ったら、断られたのはもちろんです。 ケーキだけでなく、生ハムなどをはさんだバゲットサンドイッチやクロワッサンサンドイッチもあり、軽い昼食ならここでとれてしまいます。夏には外にテーブルが出て、すわることもできます(席にすわると値段が高くなるのは、イタリアと同じ)。 このカフェには今後もがんばってもらいたいのですが、なんと向かい側にはマクドナルドだけでなくて、その左隣にはサブウエイがあり、さらにその左隣には最近、当市で三つ目のスタバが新開店。アメリカ資本は恐ろしいです。この競争に持ちこたえられるか、心配です。 Freiburg,カフェ・ワインバー Mehlwaage posted by (C)solar08 学生、若いカップル、熟年でも若っぽい人などに人気なのが、↑の写真の「Mehlwaage」(Metzgerau4)。 スタバに入らずに、そのままMretzgerauという横丁に入ってください。左側の店です。 ここは朝から午後二時まで豪華な朝食が食べられ、ランチメニューもあるし、晩には(お昼でもですが)、ワインやカクテルで軽めのお食事を楽しむこともできます。おすすめはFlammkuchen。アルザス地方の名物、パン生地をうすーくのばして、サワークリームを塗り、ベーコンやネギを散りばめて、高温でパリッと焼いたもの。リンゴをのせた甘いタイプもあります。 ところで、ふつう、フライブルクのベストカフェとされるのは、Cafe Schmidt(Bertold Strasse 9A)。 写真がなくてすみません。 街中から次々とトラディショナルなカフェが消えていく中にあって、まだもちこたえている昔ながらのコーヒーやお茶+ケーキの店。シルバー世代のご婦人や紳士が静かにティー・コーヒータイムを楽しんでいます。 自家製のケーキ屋さんでもあるので、別に店内で飲食しなくて、当市のミュンスター大聖堂の絵入りのチョコレートケーキ(マジパンをチョコでくるんだ小さなケーキ)やプラリネンチョコレートといった、おみやげを買うのにお薦めします。 Freiburgのレストラン、Zum Grossen Meyerhof posted by (C)solar08 ドイツっぽい料理が食べたい、とおっしゃる方は、この「Grosser Mayerhof」(Gruenwaelderstr1)も一案です。ここは歴史的・文化的な価値がある建物を大々的に改造して、新しい経営者がはじめてから、流行っています。なんとソーセージもメニューにあるのでびっくりしました。1000円から2000円の予算でも食べられます。入る前にぜひ、頭を持ち上げて、この店とその左隣につらなる建物の正面の装飾を観賞してください。「四季の家」とかつて名づけられたこの建物の、四季をイメージした装飾はドイツでも名高いのだそうです。芸術における四季の意味、とかいうテーマで修士論文を書いた娘が、リサーチしている内に、この建物に行き当たったと言っていました。 当市で一番豪華なホテル「コロンビホテル」(Rotteckring 16)のレストランは、世界で有数のレストランの一つに入れられています。ディナーにはぜひお薦めしたいですが、ランチには、同ホテルのカフェのランチがお薦め。 というのも、同じシェフが料理をしているから。毎日の日替わりランチで、たまたま気に入ったのがあれば、手軽に楽しめます。コーヒーやケーキも、ほかのふつうのカフェと値段が変わらないので、気軽に入れます。 コロンビホテルのカフェ posted by (C)solar08 観光にいそがしくて、ランチの時間がたっぷり取れない、チップのことを考えるのはわずらわしい。そういう方にお薦めは、通称「食い物横丁」、正式名は「Markthalle」がお薦め。 Freiburg,Markthalle posted by (C)solar08 冒頭のCafe Kulangaの建物の奥にあります。入り口はカフェの手前の袋小路を入って左側の階段を上がります。上がらないで下のレストランに入ってしまう日本人が多いみたいですが。ここは別の経営者。 ここには中華、ポルトガル、インド、イタリア、ドイツ、トルコなど様々な国の料理店がスタンドを出していて、セルフサービスで立ち食いです。今では夜の12時まで開いています。お寿司もありますが、お勧めしません!!イタリアのドルチェの店のプチシュークリームとコーヒーは食後のデザートとして最高。 おかしなことに、日本からの視察客の方がある時、「おいしかった」とおっしゃったのは、メインストリート(KaiserーJoseph Str.)カールシュタット(Karlstadt)というデパートの最上階にある「Le Buffet」というセルフサービスレストラン。 好きな材料を自分で選んでお茶碗に入れて、これを中華なべで炒めてもらったり、材料を自分で選べるパスタ、皿の大きさに応じてお金を払い、てんこ盛りできる前菜やデザートが人気。 ここはテーブルと椅子がたっぷり用意されているので座れますし、夏にはテラスに出て、ミュンスター大聖堂や向かいの山の景色を見ながら、食事ができます。私の昼食用お気に入りの場所です。 でも、今日は写真を撮ろうとしたら、怒られてしまいました。 そこで気を悪くして、 やっぱりここ↓に行ってしまいました。 Freiburgの寿司レストラン「芭蕉庵」 posted by (C)solar08 最高級ホテル「コロンビホテル」の並びにある、寿司と鉄板焼きのレストラン「芭蕉庵」(Am Predigertor1)。日本人の経営で、握ってくれるのは茅ヶ崎出身の親方。 お昼は握り寿司とみそ汁のセットが15ユーロ(二千円ぐらい)とドイツのちゃんとした寿司としてはリーズナブル。夜はお茶にもお金をとられるし、かなりお高いので、たまーにしか行かれませんが、お昼にはお薦め。 なんといってもここは材料がいい!親方の選び方や保管のしかたに秘密がありそうです。 日本から来られた、有名ハンバーガーグレストランチェーンの社長も「北海道の寿司屋におとらない」とほめたそうです。 ブログのために写真を撮ると言ったら、親方は「嫁さん求む、って書いてくれ」と。 だから書きますね。親方はお嫁さんを求めているそうでーす! ワイロとして?か、今日はスズキやタイの昆布締めの握りも入れてくださり、とってもおいしかった! まだまだ、街中にもおもしろいレストランが見つかるかもしれませんが、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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