スパ郎の旅日記

12月といえば赤いお魚ということで、猿ちゃんと保田は東丸さんへ。

この時期、あわよくばイシダイやらイナダやらも釣れることもあり、
期待を胸に港へ行ってみると、さらに嬉しいニュースは片舷3人の
大名釣りとのこと。



こりゃ戴きコースか？？っと左の後ろに陣取り、明るくなりかけた
６時に河岸払い。



まずは真沖の42mからスタートフィッシング。

こちらのお宿、水深はアナウンスせず、棚は上からのビシ棚を指示。
（ここ重要！）

船宿推奨のハリスは10mだが、大ドモは伸ばしてもいいよということで
隊長は12mでチャレンジ。

指示棚から6m落してコマセを段階的に振って指示ダナピッタリで待つ。

最初はアタリがなかったが、コマセの残量と付けエサの有無を確認
するため、５分ほどで入れ替えてみると、、、。

2度目の投入で、『くくんっ！、、、、ぐぐぅ～っ』と鯛族特有のアタリ！

ゆっくり竿一杯上げて合わせ、大事に巻き上げると赤いお魚！



ん？？？尻尾の縁が白いんですが、、、。

エラぶたもしっかり赤く、ハナダイでがっくし。。。



それにしても二週連続寒い。。。

お日様があがる時間になったのに、雲が多くて北風もやや強めに吹いている。

そして、朝イチにアタリがあったきり、船中誰の竿もピクリとしなくなると
後ろで猿ちゃんはいつもの昼寝モード。



廻りがすっかり明るくなっても、天気も良くならず、魚の活性も上がらず。



あまりにアタリがないので、船長は70mダチへ大きく移動。



っが、、、ここでも付けエサが取られることもなく、すぐさま元の
38ｍダチに逆戻り。



お昼頃には潮変わりで魚の活性もあがるかねぇ～なんて話しをしていると
裏でポツポツ真鯛が上がり、隊長のテンションも上がったが、、、。

釣れたのはイナダ君だけで、また静かな海へ。

やることもなく暇なので、お弁当でも食べて気分を変えることにするも
いつものお稲荷さんじゃなかったのがイケなかったのか、、、。



何の盛り上がりもないまま、試合終了のアナウンス。



猿ちゃんからの貢物の真鯛とアジがあるので、今日明日の晩御飯の
おかずは確保できたが、お天気同様すっきりしない釣行に。



港に戻って船長に色々とお話しをうかがっていると、まず今日は潮が
澄みすぎていてビシを入れると魚が散ってしまい寄ってこないとのこと。

こんな日はコマセもチョロっと撒く程度で、静かに待つしかないらしい
のだが、、、。

ああ、、、それなら今日はダメだわっと思い当たるフシが。。。

片舷３人なのに隊長のすぐ近くにキーパーをセットしていた隣りのおじ様、
上からの指示ダナなのに、糸を読まずに底までビシと落して根掛かり
していたっけ、、。

しかも、使っているビシは『青物バスター』でコマセドカ撒き。

しかし、青物バスターの威力は凄いな、、、イナダ３、４本上げてたもんな。

まっ、釣れないのは腕がないからしょうがないんだけど、次からは
やっぱりお弁当はお稲荷さんにしようかなぁ。。。

ともあれ、イナダとハナダイを恵んでくださった海の神様、後半お日様を
出してくださった天の神様、アジと真鯛を恵んでくださった猿様、
今日も一日ありがとうございました。