テーマ:パイプたばこを吸おう(1863)
カテゴリ:パイプ煙草インプレ
マックバレンから日本でフレイク・カットの煙草が発売されるのはこれが初めてだと思うのですが、昨年後半に五つのフレイク煙草がマックバレンから日本市場に投入されました。この内四つの銘柄を早速購入したので順次レポートしたいと思います。今回は「ネイビーフレイク」です。 缶の大きさは、昔のダンヒル「フレイク」や前のエリンモア・フレイクと同じ小さいほうの角缶です。このサイズの缶は、最近はすっかり見なくなっていたので、ちょっと嬉しかったりします。また、缶に貼られている警告表示は、ビニール系のシールになっていて、剥がすのが簡単です。これも嬉しいポイントです。 開封時の香りは、ちょっと酸味の強い果物系で、甘く熟する直前の桃のような雰囲気です。フレイクの大きさは写真の通り、割りと標準的な大きさで、缶にはこれが18枚入っていました。フレイクとしての湿気は普通だと思います。 今回はこのフレイク1枚半を火皿内径20mmのパイプに折りたたんで詰めて吸ってみます。 着火して最初に来たのは、かなりドライな感じの果物系の甘さと酸味で、桃と言うより干し葡萄、円やかと言うよりシャープ、重厚と言うより軽快、柔らかいと言うより硬質・・・、そんなような味です。味の方向性としては、私の大好きなエリンモア・フレイクに近いのですが、このマックバレンの「ネイビーフレイク」はもっとドライ or 辛口の味になっています。それだけ煙草感が強いとも言えるかも知れません(まぁ、「煙草感」って何? という問題は置いといて(笑))。 火付きと火持ちは、フレイクにしては良い方で、着火も火種の維持も普通のパイプ煙草同様、それほど苦労しません。吸いやすいフレイクだと思います。 喫煙中盤でも序盤からのドライな果物系の喫味が続きます。基本的には非着香の煙草なので、喫味の変化の少なさは当然と言えば当然です。そういう意味では飽きやすい性格の喫味だと思うのですが、ドライな味だけに意外と淡々と吸い続けられます。ですから、この煙草は常喫に適した煙草だと思います。 喫煙終盤も同じ調子で続き、そのまま喫煙終了。後味はさっぱりとしたドライフルーツ系で、残り香は小さな焚き火風でした。 全体的に見て、飽きずに淡々と吸い続けられる常喫向けの煙草だったと思います。甘味も酸味も抑えた感じなのですが、不思議と薄味には感じられず、また重厚過ぎず且つ軽過ぎてもいない中庸な煙草感で、とても上手に作られた煙草だと思います。 缶が小さく持ち運びに便利ですし、マックバレンという事で入手もしやすい銘柄になっていくでしょうから、外出先でも吸いやすい常喫向け煙草として有力な存在になるかも知れません。 [有力な煙草ブログは此方 Click!] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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