寄付を巡る風景
11月決算にも拘らず、駆け込みで決算を終えたstaycoolです。昨年は割合、サクサクと終えたのですが、今回は、イベントやらアクシデントやらで伸び伸びとなっておりましたが、追い込みました。本日午前中に税理士と本年度のおさらいでした。償却費が大きく、あまり見栄えのよいB/Sではありませんでしたから、償却費を上限まで取らない方法を採りました。個人と法人では、取り扱いがまるで異なりますから一人で取り組んでいると混乱しますが、パートナーがおられると上手く交通整理できます。今日は、法人からの寄付と認定NPOについて質問しました。結果、法人からのものは実質、個人からの拠出であり、従って個人への贈与と見なしますのような事を言っているようでは、寄付文化が根付くことはありませんね。NPOといっても、「認定もの」でないと寄付しても、まさに「認定」されない事もあると聞いて税務署にも聞いておりましたが、グレーゾーンなのか釈然としない返答をします。市役所の担当に聞いてもこちらのマターではないような事を仰るし、たらい回しは厳罰に処したいですね。政府は、寄付金控除も含めて民間活力と税制のあり方について議論を始めていますが、どうも足並みは揃っていないです。それ以前に法人→減税、個人→増税 のような「うねり」ができつつありますから、ここで搾るのを止めて、ここから搾るような話をしています。それでは、総体で意味がなくなっている気がします。制度設計を捏ね繰り回すのも分かりにくいですから、さっさと小さな政府への移行と地方への権限委譲、地公体の統合、公務員改革、特別会計改革消費税(VAT等)増税、社会保障費目的税化、現役世代の年金削減・・・・・・・・・・・・・・・誰か大ナタを振るってくれないでしょうか?話は、大きく蛇行しましたが、もう少し寄付や労働力投入など社会貢献・社会参画しやすい環境を整えてくれないかと切望しています。世の中では、伊達や星や様々な寄付キャラが活躍中ですが、足元では、めっきりニュースにもならなくなり、沈静化。恥ずかしがらずに、堂々と寄付したらどうでしょう?私は、そのような考え方に立っていますので歪な「控えめ文化」である匿名寄付に対しては好意的な感情を抱くことはありません恥ずかしいのかもしれませんし、事情があるやも分かりません。ただ、それを美徳とするならば、政府の取り組みは本格的に効果を上げることは難しいでしょう。表にどんどん出てきて、できる範囲で社会貢献すればいいのです。便乗して出て行くのは、言葉は悪いですが「寄付行為愉快犯」です。堂々と出てきて、お互い助け合い、認め合う社会になって欲しいと切に願っております。