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テーマ:読書日記(1675)
カテゴリ:読書感想
哲学は大学の一般教養で科目としてありましたが なんだか難しいと感じて敬遠していました。 でも、年を重ねるにしたがって哲学を 学んでみたいと思いこの本を読んでみることにしました。 この本は、哲学者の名前や彼らの有名なフレーズは 一切登場しません。 「疑う、知る、考える」と題されているこの本は 哲学する「型」や「所作」である疑うこと、知ること、 考えることを学びます。 疑問を持ってどこまでも問い続けること、 さらにもっと疑い、本当に知っているのかを問うこと、 真に受けず、鵜吞みにせず、どこまでも問い続ける体験を この本を通して私たちは学びます。 この考えるという行為が哲学をするためのきっかけとなるのです。 そして私たちは生まれながらにして哲学を 何気にしていることにこの本で気づかされます。 私たちが座ろうとしているそれはなんでしょうか?という 問いに対して答えは当然「イス」なのですが イスという答えに対してさらに深堀して考えます。 赤信号は停まるという行為に対しても、私たちは 基本的に守ることが当然だと思っていますがなぜ 守るのかを考えていきます。 最後にはなぜ私たちは生きているのか? 生きていることには、なんの意味があるのかを 考えていきます。 どこから読んでもよいように各章は独立した内容になっていますが やはり最初から読むことによりひと続きの物語として 理解が深まっていくと思います。 この本を読み終わるころには、2600年以上の歴史のある 哲学と言う学問のトビラを開きたくなるかもしれません。 旅の予約はいつも楽天トラベルで! ふるさと納税は楽天で! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.15 00:00:30
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