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カテゴリ:Music
去年のうちに輸入盤では出ていたジェネシスの新作が、2週間前にやっと国内でも発売されたので、地元のレコ屋に注文して買った。
●ジェネシス『LIVE OVER EUROPE』 去年のリユニオンツアーのいいところばかりを集めた2枚組ライヴアルバムだ。セットリストも「DUKES INTRO」というかたちで景気よく幕を開け、随所にヒット曲をちりばめながら、しっかりと「IN THE CAGE」~「CINEMA SHOW」~「DUKES TRAVELS」のメドレーや「FIRTH OF FIFTH」、「RIPPLES」といったおいしいところを披露、お約束のフィルとチェスターのドラムデュエットから「LOS ENDOS」へとなだれ込み、最後は「CARPET CRAWLERS」で幕を閉じるという心憎い構成である。 ただし、レイ・ウィルソン在籍時の曲をフィルのヴォーカルでやってくれることを秘かに期待していたが、残念ながらそれはなかった。 みんな還暦に近づきつつあるためか、ライヴならではのスリリングな演奏というのとは違って、むしろ安定感のある落ち着いた印象で、まさに円熟の境地。 ちなみにこのメンバーでのツアーは15年ぶりとのこと。あの『THE WAY WE WALK』の時は3人とも43歳だったそうだ。今の私の年齢だ。(驚) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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