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カテゴリ:Music
先日買ったレコード・コレクターズ5月号の創刊30周年記念特集『20世紀のベスト・ギタリスト100』を大変興味深く拝読しているのだが、
「なんで○○○が入っていないんだぁ?!」という個人的な疑問がいくつかあったので。 まず、ウェス・モンゴメリー。 ジャズだからかとも思ったが、ジャンゴ・ラインハルトやジム・ホールはちゃんと入っているし、個人の投票の段階では一人だけウェスに入れてる人もいるので、必ずしもジャズを除いて選んだわけではないようだ。 個人的には別にかまわないのだが、フュージョン系でリー・リトナーとジョン・マクラフリンはいるのに、アル・ディ・メオラ、ラリー・カールトン、パット・メセニーあたりの名前がないのも解せない。 プログレ系は全般に評価が低く、ブルージーなギルモアの14位が最高位で、ハウ33位、フリップ38位と大苦戦。 まだ他にも、独特のプレイスタイルのマイク・オールドフィールド、ヒレッジ、ブリュー、革新的なフリス、鬼才ビル・フリーゼルあたりが入ってもおかしくないのではないかと思う。 我らがジェネシスのハケット、アンソニー・フィリップス、マイケル・ラザフォードは影も形もない。せめてハケットだけでも入れてくれたらいいのに…。 また、有名どころではアンディ・サマーズ。 80年代以降活躍したギタリストで選ばれているのはジ・エッジとジョニー・マーのみで、 歌伴、カッティング、エフェクターの達人等、テーマごとに分けているコーナーもあるのに、どこにもまったく登場しないのはちょっと意外だった。 あと、ビル・ネルソン、ジョン・マクガフ等々、ニューウェイヴ系のギタリストは全然いないし。 さらに、ジャンル的に専門外の私が言うのは大きなお世話かもしれないが、スティーヴ・モーズ、ジョー・サトリアーニ、ヌーノ・ベッテンコート、ジョン・ペトルーシとかいないけど、そっち系もヴァイとイングヴェイくらいで良いのかな? そう言えばマイケル・シェンカーも見あたらないな。 まぁ、そういった疑問は、時代やジャンルを問わず幅広く、しかも相当通好みのラインナップが並んでいるからこそかえって湧いてくるんだろう。 ちなみにこの特集は第1弾で、次号はベーシスト/ドラマーらしい。 リズム隊が大好きな私としてはむしろそっちの方が楽しみ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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