RECORDS OF PLEASURE

月刊『朝ジャズ』。


月刊と言いながら、

先月からずっとマイルス。



毎朝コーヒーを淹れる時に、

ジャズを聴くことが習慣になっていたのだが、


夏場はアイスコーヒーにしているので、

実はひと月以上コーヒーを淹れておらず、


その代わり、

朝食後、食器を洗う時にジャズを聴いている。



ここ数日聴いているのは、

マイルス・デイヴィスの

『COOKIN' AT THE PLUGGED NICKEL』。

この時の音源はコンプリート８枚組で出ているが、

これはほんの一部を１枚に抜粋したアルバム


…と言うか、

最初２枚組で出たものに未収録だった何曲かを

後から出したようである。



せっかく最高のメンバーを

いろいろなところから引き抜いたりして集め、

『E.S.P.』を出して、

「さぁ、これから」って感じだったのに、

しばらく入院してしまったとのことで、


これは、復帰後に再集合したライヴ。


マイルス入院中に

メンバーが各自活動して、

成長を遂げたことで、

より自由度の高い演奏を繰り広げながら、

ギリギリのバランスを保っているのが、

このライヴのただならぬ緊張感を生み出しているらしい。



そんなスゴい歴史的な演奏を、

食器を洗いながらカジュアルに聴くのは、

申し訳ないのか？