テーマ:今日のワイン(6005)
カテゴリ:イタリア
新年2本目のワイン。本当はしばらく休肝日にしようと思ったのだが、上の子が帰郷していて、カミサンがすき焼きにしたので、急遽濃いめの赤を開けることにしたのだ。 このボトルはセラー専科さんのセットもので購入したうちの1本。同じ作り手のプリミティーヴォを過去に飲んでいる。あまり印象に残っていないのだが、自分のコメントを読む限り悪くなかったようだ。 グラスに注ぐと、例によって濃厚なルビーで、エッジはまだ赤紫、中心部は黒々としている。香りはブラックチェリーやブラックベリーを煮詰めたような果実、タール、スパイス類、それにやや生のブドウっぽいフォクシーなフレーバーがある。口に含むと、アタックは14%のアルコール度から想像するほどの飲みづらさではないが、口の中で厚みと粘性のある果実味が広がり、ヘビー級のワインなのだなぁと実感させられる。タンニンはよく熟して角がとれている一方で、酸がなんとなくジリジリとしえいて暑苦しい印象を拭えない。ワイン単体で、あるいはワインを主役に飲むような場ではなく、あくまで料理を引き立てる場で飲むべきワインだろう。すき焼きとの相性は悪くないものの、もっとストレートなTボーンステーキとか、そういった豪快な肉料理のほうが合いそうだ。 ★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年01月07日 12時45分46秒
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