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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:忘れられない人々
8月31日、明日から9月。今日は、元幹部社員の誕生日、プリンセスダイアナの命日、そしてオランダ系の連れ合いの妹の結婚記念日などいろいろと因縁のある日だ。
52歳でリタイヤして、毎年冬の間2-3ヶ月キャラバンで北のクイーンズランドに行っている連れ合いの両親が帰ってきたので遊びに行った。 オーストラリアには、このようにリタイヤした人たちが中長期に滞在できるキャラバンパークが本当に至る所にある。連れ合いの両親は、6月の初めに片道3,200kmの旅に出た。考えてみるとすごい距離の運転だ。主に滞在したのはマッカイという海辺の田舎町だ。毎年、南の寒い冬のビクトリアなどから多くの人が北に上がっていく。 「毎日、何をしてたんですか。」 将来の参考に聞いてみた。だいたい、70歳の半ばでウォーキングとかスポーツもしなくなった両親が、朝から晩までキャラバンパークで何をするのか気になった。 「朝、ゆっくり起きて朝ごはんを食べて片付けたり掃除をしていたりすると、お茶の時間。ちょっとすると昼ご飯。ちょっと昼寝して、3時のお茶。そして、晩御飯。夜は早く寝る。本当に一日があっという間だよ、タコ!」ずっと、食べている生活のように思える。それはそれで楽しそうではあるが。 母親はそれでも、いろいろな編み物をして結構仕上げてきている。そんなときは父親は何をしているのかと更に聞くと、「いろいろと考えているんだよ。」との回答だった。 土曜日の夜には、キャンプの人たちと一緒になって食べるらしいが、それが終わると連れ合いの父親が毎週新しいジョークを披露することになっていたらしい。何しろいつも笑いの絶えない家だ。恐らく、毎日、次の週のジョークも考えたいたりしたのだろう。 あと、20年もしないうちにタコ社長も、タコリタイヤキャラバン人になっているかもしれない。しかし、私の場合は、一体毎日何をしたらいいのだろうか。人を笑わせることは不得意科目だから、ジョークを言ったりはできない。私の場合はせいぜい、駄洒落。こういう生活は、夫婦の会話が多く、笑いも多くないと続かない。 生涯現役の国ニッポンから来たタコ社長、オーストラリアにいながら、こういう生活がなかなか見えてこない。唯一ついえることは、タコ社長日記は続いているだろうということくらいか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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