|
テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:忘れられない人々
「連れ合いが一週間出張で中国に行ってるだよ。」
秋田出身でいまだ色白もち肌自慢の母に電話した。今、82歳の母は85歳の父と元気に東京は東村山で暮らしている。 「そうかい、大丈夫かい。羽伸ばしすぎて悪いことしちゃだめだよ!」 タコ社長、今年57歳になる。この年になっても、母に信用がない。私の過去を知り尽くしている母には、今もって全くもって頭が上がらない。放っておくとすぐに悪いことをする悪ガキの域を出ていない。 「分かった、分かった、大丈夫だよ。」 どんなに転んでみても、今できる悪いこととは、この間水に落として駄目にしたipodを黙って買い換える、毎晩スタッフと飲み歩きカラオケなどに行く、毎日まったく掃除をしない、好きな60年代、70年代の音楽を聴きまくる、連れ合いが帰ってくるまでベットメイキングをしない、一番高い我が家の赤ワインを飲んでしまう、家に帰ってもず~とPCの前に座っている、もう絶対着ない服などを大量に捨てる。どう考えてもこれくらいしか思い浮かばない。自分の品行方正を褒めてあげたくなるほどの人生だ。 どんなに年を取っても頭が上がらない人が一人はいてくれると、本当に泣きたいほど嬉しいものだ。 下の箱をポチッとクリックお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[忘れられない人々] カテゴリの最新記事
|