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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:問題提起
1984年5月から、日本語教師養成講座に通い始めた。9月まではサラリーマンをしていたので、それまでは土曜日の週末だけだったが、10月からは毎日の学校に通っていた。
10本、10件、10軒、10杯、10色、、、。これらを皆さんはどう読むだろう。いわゆる助数詞の類のけんだが。 「NHKのニュースなどでは、発音の仕方でしっかりとした規則があって、新入社員の教育では徹底的に鍛えられるのです。」 日本語教師養成講座の先生がそういわれた。 私は、「じゅっぽん、じゅっけん、じゅっぱい、、、」などと言ってしまう。間違いではない。しかし、NHKのアナウンサーは必ず、「じっぽん、じっけん、じっぱい、、」と読む。必ずそうだ。NHKのアナウンサーを飲みに連れて行って、鉛筆10本ならべて普段はどう言っているのか実験してみたい。 家の近くにウォーキングのコースに小学校がある。その前に大きな看板があった。ここの先生は、10本をどうやって教えているのか気になるところだ。私が、こちらで日本語教師をしていたときには、「じゅっぽん」と教えていた。日常的にはその方が多い筈だ。 今も、時々NHKのニュースなどでこの読み方をきくと、ちょっと鼻につくことがある。言語は生き物だと思う。変わるものは変えてもいいのではと思ったりもする。 下の箱をポチッとクリックお願いいたします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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