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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:問題提起
「お前はいくつになったんだ。」
兄の家で家族の集まりがあり兄の長男に尋ねた。34歳になるという。私も年を取るわけだ。 ところで今、日本のマスコミでは「34歳の女」という代名詞が行き交っている。ネットで知り合った複数の男性に結婚詐欺をはたらき、その内の数人の男性が変死しているという。新聞、TVでは逮捕されている女性の名前と写真を出さない。その割りに、死んだ男性の名前と顔写真が堂々と出ている。訳が分からない。この国には報道倫理というものがあるのだろうか。 話は横道にそれるが、もしこの「女」が今日誕生日だったとする。すると明日からは「35歳の女」になるのだろうか。気になることはまだある。「女」「女性」そして「男」「男性」の使い分けはどうなっているのだろうか。「女」は加害者で、「女性」は被害者なのだろうか。どうもニュースで「女」「男」という表現がでるたびに嫌な気がしてならない。そして、年齢表現だ。一体全体「34歳」と書いたり言ったりするのは何故なのか。もとより、オーストラリアなどでは絶対にあり得ない現象だ。これが「83歳の女」だったら何が違ってくるのだろうか。34歳と書くことに意義があるのだろうか。 この事件の異常さとともに、この女性のマスコミの扱い方に何かスッキリとしないものが残る。 下の箱をポチッとクリックお願いいたします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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