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タコ社長,オーストラリア・メルボルンのスローライフな日々

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タコ社長1952

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2010年02月06日
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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:タコ社長の日常
「タコ、カプチーノはねこうやって作るのよ。」
シティーのカフェで、キャシーがそういいながらコーヒーマシーンでいろいろなコーヒーの淹れ方を教えてくれた。

「ところでタコはいくつ?」
「25です。」

ワーホリということで雇われていた。今は、30歳までこちらで1年間、仕事をしながら旅行したり、勉強したりすることができるビザ、ワーキングホリデービザだが、当時は18歳から25歳までだった。33歳になっていた私は、大幅に年をサバ読んだ。

基本的にはキッチンハンドは、皿洗いから何からキッチンの仕事をこなす雑用係のようなもの。ただ、少し慣れてくるとコーヒーの淹れ方や、サンドイッチの作り方も教えてもらえる。

来る日も来る日も毎日皿を洗っていると、コーヒーを作ることことで急に格上げされたような気分になって嬉しくなった。注文が入ってきて、結構手際よくさばいていた。

「タコ、辞めちゃうんだってね。寂しくなるわ。次のところ駄目になったらもどっておいでよ。今度は、ラザニアに作り方おしえてあげるから。」
このカフェのラザニアは絶品だった。というより、初めて食べたから比較のしようもないが、賄いとして食べていて大満足だった。
「はい。」本当は、私よりずっと年下のキャシーだったが、先輩として礼儀正しく接していた。

一体自分の永住権は見えてくるのだろうか、という不安を抱えながらサウスヤラの日本食レストランの手荒れの続くキッチンハンドに変わった。でもあの頃は、いつも不安より夢が勝っていたように思う。夢が素直に大きかった。

今は、夢がこじんまりとしてしまって現実に押し流されてしまいそうになることがある。新たに夢を製造し直さないとならない時にきているようだ。

毎回、嫌でもこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。
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Last updated  2010年02月06日 12時02分50秒
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