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カテゴリ:忘れられない人々
「タコ、その日その日を楽しく明るく生きるようにしているよ。5年後とかにはもうこの世にいなだろしね。」
RSL(豪州退役軍人会経営の遊興施設)のレストランでランチをしながら76歳になるヘニーがそう言った。彼はオランダ系の連れ合いの義理の叔父でネラングに住んでいる。因みに、ここのシニアミールは一人4ドル50セント。年を取るといいことも多いようだ。 ヘニーは前立腺癌を18年も患っているが、昨年新薬投与26人の内の1人になることを希望、この新薬が効いて可なり元気になった。今年を迎えることができないくらいに弱っていたのがウソのようだ。この26人の内、薬が効いたのが僅かに2人というから宝くじに当たったようなものかも知れない。 「病気になる前からね、私は楽観的でねどんなことが起きてもそんなに動揺しないようにしていたんだよ。だからこうして18年後も生きていてね、もう本当に満足しているよ。今日だけのことを考えている。こうして二人にも会えてランチもできたしね。」 そういって、ヘニーはニコッとした。昔は毛深かったらしいが体中の毛が治療のためになくなったとのこと。頭髪は僅かに残っているが。 2012年の元旦に二人の会うことができて本当に良かった。 「来年もまたきますからね!」 と言って帰ってきた。 今日を明るく楽しくやっていくことにする。 毎回、果敢にこの緑の箱をクリックよろしくお願いいたします。 タコ社長の本業・オーストラリア留学 タコのツイッター Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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