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カテゴリ:植え付け・種まき
2018.05.01 ☀~☁
家業で農園もこなす塚田塾長(ホテル総支配人)。 今日は長年のノウハウをもとに、かねてより『無農薬・無化学肥料の 安全安心な野菜をホテルのお客様へ』という塾長の熱い信念が実る 第一歩。「タスパークホテル 菜園日誌」の記念すべき初日。 夕方17:30頃、塾長から「本日より芋植え作業を始めるので写真を 撮ってほしい。」という電話が入った。 以前から「これから始める日々の作業風景をホテルのホームページに アップしてほしい」ということを今年度のミッションの一つとして 与えられ、二つ返事でホテル施設課から借りた長靴にスーツ姿で ホテル裏の借地畑に集合時間の18:00に到着した。 昼の作業より夕方の作業のほうがよいと塾長が話す。 その理由は ①昼の暑い時にやるより、夕方の涼しい時間にやる方が 作業効率が良い。 ②夕方になると、少しだが土が湿りがちになり土埃もたたない。 そう話しながら手馴れた手つきで軽トラックの荷台から 2台の耕運機をおろす塾長。 イロハのイも知らないながらも何か手伝おうとするが、 「手が汚れるから」と神対応のようなお言葉をいただく。 テキパキと準備をこなし、手始めの作業。 植え付けを始めようとしている畑は、すでに休日に大型トラクターで 塾長が一度耕し済み。 まずは、米ぬかをバケツに移し 手撒きの作業。米ぬかを撒くことで土が柔らかくなるという。 そして、今度は小型の耕運機でさらに土を砕き細かくする作業。 何度も往復を繰り返す。 途中、耕運機をかけている間、芽の出たジャガイモ「キタアカリ」と 「男爵イモ」をそれぞれ芽の出ている数が半々ぐらいになるようにと 指示を受け、半分に切り落とす作業を行った。 ようやく耕運機の作業が終了。 耕した畑の中からは、一昨年から植え付けしていた菊芋の残りが。 菊芋を収穫した後の畑に他の作物を植えることで、 より病害が少なく生き生き育つと塾長が教えてくれる。 いつのまにか畑の上や周りに、今までいなかったカラスが寄ってきた。 塾長曰く、「耕した土の中から出てくる虫たちを食べるために 近づいてくる。」と教えられた。 ん~習性とはいえ、カラスは頭がいいんだとあらためて感心。 さぁ、今度は種芋の植え付けかと思うと w( ̄o ̄)w!? またエンジン音が鳴り、別の耕転(管理)機がスタート!! うねる段差を平らにするために、さらに耕す作業。 暗いながらも明らかにうねる度合が違う。 実際はこんな暗さ。 暗くてピントが合わず画像ではわかりにくいが、切ったジャガイモの断面は「キタアカリ」のほうが黄色みがかっており、切った感触も 「男爵イモ」より柔らかい。 塾長曰く。「だからキタアカリは火が通りやすく味がしみやすい。」とのこと。 植える前に等間隔で水糸を張り 糸に沿って穴を掘る 今度こそ種芋の植え付け。 約30センチ感覚で50g程度までのタネイモなら切らず植えていく。 ここで大事なのは、切った芽の出ている種芋は 「切った面を上に/芽の出ている部分を下」にすることが塚田塾では鉄則。 こうすることで、より強い芽に育つとのこと。 「農作物は愛情をかけるほど美味しく育つ。」が塾長の信条。 こだわりのクセがすごい!? 写真を撮りながら、そんなことを考えていると 「自分と同じように植えてみてくれるか。」と声を掛けられ、種芋の置き方と土のかぶせ方を伝授され、見よう見まねの畑仕事。 涼しい中での写真撮影が、いつのまにか汗もしたたる農作業。 植えた後は、最後に植えた場所がわかる目印にと「もみ殻」を撒いて無事終了。 ビジネス姿に長靴をはき、初めて畑仕事で汗を流した2時間。まだ他に優秀な幹部候補生がいる中、想定外の指南を受け最初の塾生1号となった日。自宅に帰って飲んだビールのうまさは言うまでもない。 ■追記/塾長からの一言 今日は満月、月の引力を植物の生態に利用する「バイオダイナミック農法」によると、土中の水分が地表面に引き上げられることから、発芽に好影響があるとのこと。 月の引力と植物の関係、何事も奥が深いことを痛感........。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.28 16:14:48
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