カテゴリ:経済に関して
恐らくボーイング社からエンジンに関して三菱重工にオファーがあり、舞ちゃんのイワクラでエンジンに必要なネジのミッションがきたわけだ。恐らくアベノミクスで、円安になりボーイング社は三菱重工にオファーしたものと思う。日本の技術は世界1位なのだから、恐らく三菱重工ではボーイング社のエンジンを製造するに当たって、設備投資を行ったものと推察される。ということは銀行から借り入れをおこし、機械の購入をしたものと思う。場合によっては新工場建設てなこととなると建設業も潤うわけである。イワクラも航空機用のネジの製造に向けてプロジェクトを開発立ち上げたから、新たにスタッフが必要となる。そうなると有効求人倍率が上がる。
日本企業の強みはイワクラのネジに代表されるように、機械部品の能力が高いことである。戦後日本の商社が果たした役割が今の日本経済のベースになっている。中東の原油も精製しなければないそうなると精製の機械が必要になるわけで、総合商社は原油買付の際に精製プラントのフレゼンまでやった。そうなると日本国内のプラントメーカーの売上が上がるわけである。これが円高となると日本製品の価格が上がるから他国へとなってしまうのだ。日本企業は部品製造に特化し、敢えて中国や韓国で組み立てる戦術に変えたわけだ、サムスンの主要な工作機械やネジを含めた部品は日本製となっている。韓国の前大統領ブンさんが全て韓国国産で完成品製造打ち出したが、さすがに部品まで製造となると高い技術力とそれを製造する資金が必要になる。だったらアベノミクスで安価になった日本製の部品を使用する方がコストダウンになるわけだ。 ロシアも日本からの中古車が入って来なくなると、物流に支障をきたして来る、結局自動車部品のパーツを日本の中古車に頼っているから、なくなれば中国産の粗悪なものとなってしまう。ロシアで日本の中古車は人気があるのはそういうところなのだ。経済制裁というのは即効性はないが、じわりじわりとその国の経済活動に打撃を与えるのだ。鉄を造るにも、ロシアの方は日本の8倍のコストがかかると言われている。 ドル建て原理主義者が日本は貧しくなっている給料が上がらないと政府批判を繰り広げているが、完全にまとがずれている。賃金を決めるのは政府ではないし首相でもない。上場企業においては労使ということになる。戦後労働組合が結成されて77年になる。組合として後期高齢者に突入したわけだ、1980年代戦後30年くらいは労使の緊張関係がありゼネストなんていうこともあった。ユニオンショップ制の企業において労働組合の幹部から取締役というコースになり、バルブが弾け日本はデフレとなっていく。バブルの時企業はこぞって土地を買ったり絵画を買ったりとしていたが、低成長になり社内留保すわゆる社内貯金へとなった。結局企業があるから労働組合もあるわけで、大元の企業が倒産や解散したら労使ともに流浪となってしまう。 社内留保の額が500兆円超えたのは労使の経営努力で生じたものだ。そういう意味では日本企業の足腰は強い。 リーマンショク後の先代から受け継いだ、品筆第一を崩さなかったイワクラの企業理念があったからだ。既にSNSというツールでいわゆるブラック企業はすぐに告発される。口止めできるような時代ではない。特に経営側は対お客様・お取引先・従業員に対して誠心誠意対応していかないと労務倒産する時代になった。労使ともにドリームというか目標を持って働かないと令和の時代生き残っていけないと思う。 また優秀な人ほどある程度仕事をマスターしたら独立開業を目指す。これだけ人手不足になって、若い人の絶対数が不足しているわけで、まさに金の卵になってしまった。今の頼りは、外国人と高齢者しかいないのが現実なのだ。恐らくイワクラも外国人労働者を採用すると思う。 後は政治と行政がどういった政策を掲げていくかだ。これだけ電気代が上がったら、イワクラの経営にもかげりが出てくるはずだ。岸田さん政策実行のスピートあげないといけないよ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.30 17:20:06
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