カテゴリ:回想録
13歳中学1年生で麻雀を覚え、中学3年の頃には高校生相手に打っていた。北海道は冬になると、スキーやスケート以外は遊ぶとなると、家でケームそれもトランプとか花札くらいしかなく、今と違ってマイカーなんてないから、必然的に家の中での遊びとなる。そんな中で大学生の兄がいる近所の幼馴染から、麻雀を教えてやるからと。そうして麻雀を覚えた。
高校に入学し、学校の近くに雀荘があり、部活が終わったら卓を組むようになった。その頃イレブンPMという番組で故大橋巨泉さんや小島武夫さんの麻雀実践教室というコーナーがあり、夢中で観ていた。故大橋巨泉さんの、リーチ一発海底自摸満貫大逆転の場面を観た。 また阿佐田哲也さんの麻雀放浪記の小説を読んで、映画も観に行った。 阿佐田哲也はペンネームで本名は色川武大である。私が聞いたペンネームの由来は「朝まで徹夜麻雀やるぞ」ということで、阿佐田哲也を宛て字としたと聞いた。 色川武大 - Wikipedia 麻雀放浪記 - Wikipedia 坊や哲は真田広之さんが演じた。この映画は傑作だと思っている。同時に20年間代打ちとして無敗の雀士桜井章一さん原作の麻雀漫画も読んでいた。 高校2年生の時に通報があったのだろう、部活終わりに雀荘で打っていたら、補導員と警官が来て、お前ら高校生だろう、雀荘は18歳未満出入り禁止だ、交番まで来なさいと。警察官の人が話しの分かる人で、君たちは将来何になりたいのかと聞かれ、大橋巨泉さんや小島武夫さんのようになりたいと(笑)あの人達は猛烈に勉強したから、今がある君たちが大橋巨泉さんのようになりたいのなら、まず勉強しなさい、麻雀は大人になったら嫌というほどできるからと。ここで勉強すると約束してくれたら、親にも学校にも報告しないからと。私は念書を書いてこれから勉強しますと。 それからは一人暮らししていた同級生のアパートで麻雀の修行に励んだ(笑) 大学生になり、歯医者の先生と打つことになり、フリーの学生雀士となってしまった。そしていろいろな職業の人たちと知り合うことになる。その雀荘では私が一番若かったので「あんちゃん」と呼ばれた。大人の世界を知ることになる。本当いろいろなことを教えてくれた。流れを変えるとか、勝負のあやとかだ。桜井章一さんの勝とうとはせず負けない麻雀を実践してやった。五感を研ぎ澄ますことの大切さを学んだ。 社会人になってから、麻雀それもできるとなると、声がかかるようになる。麻雀ほど初心者とはやりたくないのだ、ある程度のレベルの人でないと面白くないのだ。だから自分と同じか自分より上手い人とやりたくなる。下手な人だと場壊しになってしまう。緊張感が崩れてしまう。私が今定期的に打ってるメンバーとは43年の付き合いになる。私の先輩だった人が多い、何故なら相当の腕前があるからだ。 全員全てを知り尽くした関係なので、まず口撃から始まる(笑)3人がどのような手で来るのか絶えず予想しなければならない。全員がポーカーフェイスを仕掛ける。五感を研ぎ澄ます。駆け引きが始まるのだ。これは仕事にも通じる、相手が何を考えどのような結果を望んでいるのかを探る手法に通じる。 先読みする力が養わられる。こう打ったらこう来るという具合に、先に動いた方がいいのか、それとも待ちの方がいいのかとか、また麻雀をやることで数字に強くなる。点数計算は勿論だが、どうすれば逆転あるいはトップを維持できるのか、数字がよぎるわけだ。それによって打ち方が変わる。たかが麻雀されど麻雀なのだ。 麻雀は本当に認知症に効果があるの? | 老人ホーム・介護施設探しならウチシルベ (osumai-soudan.jp) 恐らく私の脳年齢はやらない人に比べ3歳若いと思う(笑)麻雀は脳の活性化にもなる。メンツは結構いるのでまだまだ定期的にできると思う。既に来年1月のメンバーに入ってる。前回勝っているので今回は狙ってくるだろうと(笑) よく働きよく遊べなのだ、遊んだ分懸命に働けなのだ1日24時間あるんだよと若い頃言われた。 麻雀放浪記 大竹しのぶちゃん!! あいち交通死をなくすボランティアにじいろ会|さえりん♥ストラップ (aichinijiirokai.wixsite.com) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.21 17:03:55
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