カテゴリ:旅立った孫への手紙
息子の嫁さんのお父様がもって年内と医師から言われたと連絡があった。お父さんは私の2歳上今年69歳になる。綾人が脳腫瘍ラブロイド発症し入院、現代の医学では治療は無理と言われた時、私はストレスから帯状疱疹を発症した。お父さんは仕事中心労から倒れてしまい。若年性認知症と診断された。そして要介護3となってしまい。特別養護老人ホームに申し込んだが、その前に体調を崩し現在は食事をすることもできず、点滴で栄養補給している状態となってしまった。
綾人が亡くなったことも理解できないほど、認知症はもの凄いスピードで進行したということだ。認知症になり、息子夫婦は某県からおとうさんとお母さんを札幌に呼び寄せていわゆるサポート付き高齢者住宅に入居させたのだが。お母さんは北海道を気に入ってくれたことが幸いだった。 息子と嫁さんの顔見世の時はまだ息子が都内で働いていたので、都内でということになった。お父さんと私の職歴というか、上場会社勤務のち、私もお父さんも起業したことも、私と同じく畑違いの職種に挑んだことなど、そっくりであった。そして同じ経験をしたものとしてとても気が合ったのだ。 それから毎年北海道の海産物を送り続けた。お父さんが認知症となって、北海道に来てからは疎遠にならざる得なかった。息子から元気な私を見ると落ち込むから遠慮してねと言われた。私自身もし逆の立場だったら、まだ現役でバリバリやっている人にジェラシーを感じると思い納得した。 息子には悔いのないよう、全力でお父さんをサポートしろと、その姿を孫たちが見てるからなと、嫁さんの両親はお前の家族でもあるんだからと。何か困ったことがあったらすぐ連絡しろと私は言った。 そして私自身気づいたことがある。綾人の旅立ちを経験して、私は更に精神的に強くなったと自覚できたことである。精進して行こうと改めて決意した。人生は修行そのものである。突然何が起きるのか全く予測がつかない。 あいち交通死をなくすボランティアにじいろ会|さえりん♥ストラップ (aichinijiirokai.wixsite.com) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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tckyn3707さんこんばんは!
いつもありがとうございます!! 大切なお孫さんを亡くされた祖父の苦悩がよく分かる内容でした。 我が家も初孫の長女が亡くなった時、私たち以上に落胆する 義両親に対して心の中で「悲しいのは親の私たちなのに」と 思ってしまったことを申し訳なく思いました。 祖父母にとっての孫の存在は本当に格別なのですね。 息子さんのお嫁さんのお父様、認知症になってしまわれるほど 孫の死がショックだったのですね。 本当に人生先のことは何が起こるか分からないと実感しています。 だからこそ強くたくましくならなくてはいけませんね。 (2024.05.03 09:18:46)
こんにちは‼️コメントありがとうございます。
孫の病名がわかりまだ元気だったお父さんを千歳空港まで私が迎えに行きました‼️ 医師からの余命を聞いた時、私もお父さんも子どもの手前泣かないように聞いたことが共通の思い出になりました。 (2024.05.03 14:50:47)
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