|
カテゴリ:セミナー
◆文書コミュニケーションセミナー 7/14(金)です◆
●文書によるコミュニケーションは難しい。 文書によるコミュニケーションほど、難しいものはないかもしれない、 と最近痛切に思います。 会話だと、相手の反応を見ながら伝えることができますし、 顔の表情、声のトーン、身振り手振りで 説得力を増すことができます。 一方、文書は、片方向のみ、文字という記号による情報伝達です。 相手の反応を見ながら、その場で内容を取捨選択することもできません。 また、謝罪文を申し訳なさそうに読み上げることもできませんし、 感謝の意を、握手やお辞儀で強調することもできません。 つまり、文書で的確にコミュニケーションするには、以下の必要条件があるのです。 ●相手が何を求めているのか、事前に十分に推察する ●伝えたい感情や情報を、適切に表現することで、正しく伝達する これができるかどうかで、 わかりやすい文書を作れる人か、作れない人かに 分かれてしまいます。 ●相手が何を求めているのか? これが正しく把握できていれば、その文書は七割方、わかりやすいと言っても 過言ではありません。 例えば、読み手が上司だった場合、上司がその文書に何を求めているのかさえわかれば、 文書は完成したも同然です。 「でも、上司が何を考えているのか、サッパリわかりません」 それは、一度飲みに行って、腹を割って話した方がよいですね。 ...などというアドバイスはしません(笑) 7月14日のセミナーでは、 文書に要求されている事項を洗い出す演習をしながら、 「わかりやすいとはどういうことか」を学習していきます。 ●伝えるべき感情や意味を正しく表現するには? 文書には、感情と意味を伝える役割があります。 たとえば、その比率によって、文書の種類を下記のように表すことができます。 感情(100)>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>感情(0) 意味(0)<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<意味(100) ────────────────────────────── ラブレター 注文書・受領書 感謝・謝罪の手紙 謝罪の手紙(原因の報告含む) ・・・・・・・議事録/報告書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・提案書/企画書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※ラブレターはビジネス文書ではありませんが、わかりやすいので載せてみました。 感謝の意を表現するビジネス文書... これはビジネス文書の例文集を買えば、無難に乗り切ることができます。 しかし、謝罪の手紙で原因の報告もしなければならない場合、 これは、感情と意味の両方を伝達する必要があります。 書き方によっては、 「言い訳ばかりしやがって」 と捉えられる可能性もあります。 また、会議の議事録でも、 会議の性質によって、意味だけを過不足なく伝達すればよい場合と、 メンバーの感情も伝達しなければならない場合とがあります。 感情と意味とを伝える場合、 どのような順序で、どのような比率で、 また、どのような表現手法で書けばよいのかを 学んでいきます。 また、文書の媒体(メール、メール添付のワープロ文書、手紙、FAX...)によっても、 感情を伝えるのに適したもの、 意味を伝えるのに適したもの、 等、特長があります。 これらの特長も踏まえながら、 効果的に感情と意味を伝達する手法を学習していきましょう。 お申込みはこちらから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/06/28 11:31:50 AM
[セミナー] カテゴリの最新記事
|