テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:ゆみの一歩一歩<2005年のゆみ>
今日は、イーネ・イーネの大イベント(裏行事ですが)になるかも、
と張り切っていたのですが、延期になり、ゆみちゃんは家で待機。 つまり思いがけないお休みの一日でした。 午後から、外で写真撮影。 「テディベアテラス」に出す、カントリー木工の作品がたまってきたので撮影会。 そうです。オリジナルカントリー木工、小物から小家具まで注文承ります。 今度画像を載せますね。 改めて気づいてみると、今は陽が長いのですね。 7時近くまで、今日はガーデニングできました。 ミリオンベルやっと植えました。こんもりしてきたら撮影します。 あとは木々の手入れです。草取りも大変。 つた(へデラ)の絡まるテラス、って憧れて植えたのですが、すごい繁殖力。 それから、笹は私道の反対側にあった笹の生垣を切ってなくしたにもかかわらず、 アスファルトの下でつながっていて、壁際に切っても切っても茂ってきます。 ほんとに自前で七夕できるんだよ。 家を建てた記念に赤と白一本ずつ「はなみずき」を植えたのですが、いつの間にか ずいぶん大きくなりました。 お店の角の出窓を覆いつくしてきました。 同じくショーウインドー代わりの出窓を夏になると覆いつくすのが、 ピンクと白の咲き分けの芍薬。 咲いたときは見事なのですが、毛虫さんにも大好物なようで、 その元を葉裏にびっしり今日発見したので、 思いっきり切ってしまいました。(毎年の教訓) 同じように、自然と花壇にはびこってくるのが「どくだみ」の花。 これは人には嫌われて、すぐ抜かれる雑草なんですけど、 私は絶対抜けないの。 星野富弘さん、と言う方がいて、皆様ご存知だと思いますが、お花の絵と詩を お口に筆を加えてお描きになっています。 私はその方のお描きになるものに、とても感銘を受けているのですが、 中でも、どくだみの詩が好きなのです。 あの花を白い十字架と、表現していらっしゃって。大切にしていらっしゃいます。 私ね、ボタニカルアートをやって、一番最初に書くことになった花が、どくだみで、 そのとき近所をどくだみの花を探して歩いたんだけど、ふと見たら、うちにもいっぱい咲いていたの。 それまで、認識さえしていなかったんですよね。 描こうとして、見てみると、葉はつやつやと深い緑で、花は可憐で可愛いのですよ。 それ以来、どくだみを抜くことが出来ないゆみちゃんになりました。 それにしても、私が家をかえりみない生活をしていたって、家の草花はいつもそこで 成長を遂げていたんだなあ、って感心します。 偶然にも、先週の日曜日に富弘美術館に行ってきた方からお土産をいただきました。 「ゆみちゃんが好きだって言ってたから、一番持って無さそうな最新のやつ買ってきました。」 そう言っていただいた画集は、あらもう第19集。 富弘さんは、たゆまず描きつづけていらっしゃるのですね。 その絵はがきの詩を順番に読んでいって、どれもいいのですが、 あ、これって・・・と心に感じるものがあって、 そのままお店のカウンターに飾りました。 花は「つわぶき」が描かれていました。黄色い花です。 悲しくて花を見れば 花はともに悲しみ、 うれしくて花を見れば 花はともによろこび こころ荒れた日 花を見れば 花は静かに咲く 花は・・・いつだってそこに咲いてた。 こころが荒れた日、私は花を見ても通り過ぎて、心に感じる余裕も無かった。 でも・・・花は静かに咲いてたんだね。 富弘さんは荒波のような人生を花を見ることを希望に変えて生きてきたんでしょう。 花は静かで、だけど強い。 この言葉を、カウンターに飾って、いつも心においておこう、 そう思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月06日 01時05分06秒
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