テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:ワク・ワクの一歩一歩
もうすぐオリンピック。いつの間にか4年です。 ゆみが今のお仕事をするようになって。 今のお仕事ができるようになったのは、全て一人の人との出会いからでした。 今ゆみはお仕事をいっぺんに3か所こなしていて、北京オリンピックのある今年の夏、 小さい体をあっちこっちに移動して、フル稼働しています。 忙しすぎるー、と思うけど、でもそれは一番最初にゆみのことを見つけてくれた人が いなかったら何も始まってない世界でした。 もう4年も前になるんですね。その出会いはギリシャオリンピックの年でした。 もう既にそのとき、ゆみはイーネ・イーネのゆみちゃんでした。 イーネ・イーネのゆみちゃんになったときの物語は、詳しくは日記に書いたことが ありませんが、ゆみは「マスターにスカウトされた」と言っていて、 マスターは当時「押しかけゆみちゃん」だとお客様に言ってました。 さてどっちでしょ? そう、マスターと仲むつまじく(?)ふたりでお店をやっていた頃、 ギリシャオリンピックにあわせて、イーネ・イーネでもギリシャワインフェアをやりましょう、 ということで、銀座で行われていたギリシャフェアに二人で行ってみたのです。 このとき、この会場では、イーネ・イーネが懇意にさせていただいてるギリシャ神話画家の 千葉政助先生の絵画展が、ギリシャフェアと併設して開催されていて、 それを見に行くのがメインの目的でした。 いつもならマスターとワインの試飲会に行くときにはイーネ・イーネから一緒に行くのに、 このときはマスターと現地集合! 絵画展を見に行くのだからと、少しおしゃれして。 お店ではいつも黒なので、この日は白地に青い薔薇のワンピースを着ていそいそと銀座へ。 絵画展前で待ち合わせしたのに、行ったらマスターがいない。 あ。会場を見たら、もうマスターはギリシャワインを物色してます。 会場には、ギリシャワインのブースがいっぱい出ていました。 「ギリシャフェア」で、食べ物や雑貨もでていたのですが、ゆみたちにとっては ギリシャワイン展みたいなもの。 「いいのありましたか?」とマスターに声をかけると、「あ、ゆみちゃんも試飲してみる?」 いえいえ、マスターが決めてくれたらいいよ。 ゆみは当時はまだワインがそんなに飲めるようになっていなかったし、特に ギリシャワインはゆみにとっては、決して美味しいものじゃないだろうと思った。 「まずは千葉先生のギリシャ絵画を見ないと。」とゆみ。 あ、そうだったね、と二人で絵画展をじっくり見る。 千葉先生の絵は、藤原紀香さんの「昔の男」という大沢たかお産との恋愛ドラマの 歌のタイトルバックになっていた。だからゆみもイーネ・イーネに行く前から 知っていた。千葉先生はもう年配の、いかにも芸術家らしい風貌の方でワインが大好き。 紀香さんと仲良しだといつも自慢していたけど、会場に行ったら、先生と紀香さんが 絵の前で握手してる写真が絵の前に飾ってあって、お花も届いていた。 この先生の絵は、本当にすごいので、いつかゆみちゃんの日記で紹介しましょう。 見たい方は、イーネ・イーネのHPから探してくださいな。・・・余談でした。 さて、ギリシャワイン。「この会場で、気に入ったのが見つかったら、そのワインで ギリシャフェアをするから、ゆみちゃんも探してみて。」とマスター。 「じゃあゆみはこれがいい!!」実はもう目に止まったワインがあったのです! 「こんなのイーネ・イーネに出したい!」と、すっかりお気に入りのゆみ。 「ああ、これかあ、すごいねえ。美味しかったらいいけどねえ。 ゆみちゃんがいっぺんで気に入るんだから、女性にはいいかも知れませんね。」 マスターとそのブースの前に二人で立つ。 そこが運命の始まりだったんだよね・・・実は。 そうだとしたら、それを見つけたのはゆみ自身だよね。 どうしてここのワインが気に入ったかと言えば、ワインボトルの形状! 今ここで写真が紹介できないかと、見つけてみたけど、探せなかった。 何度も日記に載せたよねえ。あのワインたち。種類は4種類。 もし今度写真が探せたら、また載せます。 今では誰よりもゆみが、このワインを説明できます。 後にゆみは、こんなお仕事をするようになるんです。 「お客様、こちらのワインはギリシャオリンピックの年に作られて、 全てにシリアルナンバーがついています。今ここにあるのが最後のロットです。 このデザインボトル、何の形かお判りになりますか? こちらの二つは、ギリシャ神話の水瓶の形・・・ こちらの二つは、オリンピックの聖火ランナーの持つトーチの形でございます。」 数々のワインフェアで、ゆみはそんな風にこのワインをご紹介してきました。 そしてこのワインを、ハウスワインとする有名地中海料理レストランで、 個室を任されお客様にこのワインをお注ぎしてきました。 まるで当たり前の流れのように導かれて、そうなっていったわけですが・・・ あの日もしゆみが、水瓶型やトーチ型のボトルを見つけなかったら、 全て今のゆみは無いんですよねー。 さて4年前、まさに7月のこと。 「このボトルが絶対おしゃれー!」と、マスターを引っ張っていって二人並ぶと、 「どうぞ、お客様試飲してみますか?」と声をかけられました。 「ハイ。」とマスターが言うと、当然のようにゆみにもその人がワインをドボドボ 注いで渡してくれました。 「あ、私こんなに飲めないからちょっとでいいです。」と言うとマスターが 「私があと飲むからいいですよ。」と言うので、ゆみは受け取ります。 そこが出会いです。 そのブースにいたのは、バリッとしたスーツをすっきり着こなした、背が高く背筋のすっと 伸びた、どこから誰が見てもかっこいい若い紳士でした。 まだイケ面という言葉が流行ってなかったのかなあ。 ゆみはその人が、ゆみがすごく好きだった俳優さんにそっくりなので、すごく印象的でした。 (実は後から、その俳優さんと似てた事は偶然ではないことがわかるんです。 それがわかったのは今年で、ゆみはすっごいびっくりしました!) たぶん今思うと・・・最初に見つけたのはワインボトルだけど、そのブースごと、 その人も目に入っていたと思うんだよね。 とにかくそこだけが光り輝いてた。 それはマスターも同じで、実はマスターがその人を気に入ってしまいました。 ゆみは、「このワインボトルがいい!」と、最初はそっちから入ったんだけど、 マスターは、「この人のところでワインを買って、ギリシャワインフェアをしよう!」 と思ったそうです。 そう、そうなのよ。前置きが長くなりましたが、そこで出会った人が、 ゆみの運命を変えたわけです。 これはマスターに続き、ゆみの人生史上二度目の出会い。 (あくまでお仕事上のね!) 4年前の7月、ギリシャオリンピック直前、銀座の会場にいたのが、 今ゆみが外のお仕事をする全てをゆみにもたらしたボスでした。 マスターが(その対応に)一目惚れしたその人は、その後マスターに信頼され、 ゆみはやがて、「お借りします」「どうぞ、きっと彼女は花開くでしょう。」 などというやり取りの中で、イーネ・イーネから飛び出し、外の世界を知ることになります。 まあ、そのときに、今みたいに仕事魔になるとはだーれも思ってないんけどね。 でもあそこでボスと出会わなかったら、今のゆみはなんにも無いわけで・・・ 今更ながら運命の不思議を感じます。 いろんないきさつはまたの機会にして・・・ 4年間いろいろなことがありながら、周りにどんなことが起ころうとも、 ゆみとマスターのずっと信頼を裏切らないボスが、改めて、すごいなあ、と感心します。 ボスが所属を変わろうとも・・・マスターに「ゆみちゃんはついていきなさい」 と言わせたボス。マスターの信じた勘に狂いはなかったのを今実感しています。 ゆみの場合、誰かを信頼するからいい仕事が出来る、 おかげさまでいつも仕事は、そんな中にあります。幸せなことですね。 さて、今日もまた行ってきますよ。 8月2日夜遅くボスは九州出張から帰ってきます。留守中責任を任されていました。 期待に答えられるよう、今日もがんばってくるね!! ブログランキング・にほんブログ村へ マークをクリックをお願いいたします。 カテゴリは、 の中の、 にいますー。 クリックしていただくと、一票入るみたいです。 ほかにどんな方がエントリーしてるのか、順意表が見られます。 ゆみが何位かもわかります。 お時間あるときに覗いてみてね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月02日 09時59分47秒
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