テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:ワク・ワクの一歩一歩
なぜ今、ベルサイユのばら?という答えは・・・連載開始35周年!!だからでした。 1972年に連載開始だったのですね。皆様は生まれてましたか? ゆみは生まれておりました。が、まだ幼かったです。 今回会場内で若いお嬢さんたちが、「これってリアルタイムに生きていたかったな。」 と言ってるのを聞いて、あー、そんな風に思うんだあ・・・と感心。 その子達は、会場にある表紙絵の原画を見て、 「いいねえ、これが毎週ついてきたんだよ~」と言っていました。 そーだよねー、たぶん200円もしない買ったような「週間マーガレット」で、 毎週のように表紙は「カラーベルばら」で扉絵もカラーで、 おまけにピンナップとか、カードとかポスターがついてたらしく、 それは豪華なおまけですよねぇ。 「リアルベルばら世代」というのは、ゆみよりもっと上の世代の方たちでしょうね。 ゆみはなんでベルばらを知ったかと言えば、いとこのおねーちゃんです。 彼女は漫画家になりたい人だったので、いつも限りなくそーいうものにはまっていました。 たぶんゆみが「週間マーガレット」をそのいとこから初めて見せてもらったとき、 たぶんもうオスカルは死んでしまったとこくらいで、 もう終わってしまう頃だったと思います。 番外編でオスカルが帰ってきた・・・と喜んでいたような。 たぶん世間的に、ベルばらの話が盛り上がっていたときだったんでしょうね。 彼女は既にオスカルを「オスカル様」と呼んでいましたっけ。 (その後は「新撰組」の沖田総司にはまっていたみたいですが) 今、ベルばら展の会場で、 カラー版のイラスト原画が展示してありましたが、本当にきれい。 改めて、池田理代子さんは巧いなあ、綺麗に描くなあと感嘆しました。 そんな絵を皆様にもご紹介したくて、本を買いました。これは本から撮った写真です。 まずは表紙絵のページご覧ください。 これがみんな雑誌の表紙です。 今では有名な絵も、 元は表紙絵だったんですね。 もしこの時代にゆみが雑誌を買っていたら、表紙は捨てられず、 みんなとっておいたと思います。 少し時代がずれててよかったね。 扉絵さえもこんなに贅沢。綺麗ですね~! これじゃあみんな 「オスカル様~♪」ってなっちゃうよねぇ。 結局ゆみは、週間マーガレットっていうのは一回も買ったことがなかったです。 あとから買ってたのは、「別冊マーガレット」でしたね。 それから「花とゆめ」で、”ガラスの仮面”にはまってました。 当時は「りぼん」と「なかよし」が付録つきで、それも魅力的でしたね。 ゆみはベルばらを読んだのは、小学校6年生のときで、既に全巻がコミックスで出ていました。 ワクワク・ドキドキでした。 まだテレビになってない時だったから、読むまでストーリーは知らないわけです。 オスカルは死んじゃうって聞いてたけど、自分が読んだらそんなことないんじゃないか、 と思うくらい子供でした。 だからほんとに、初めて読んだ大恋愛モノかも知れません。 オスカルとアンドレの恋が実っていくところが一番ドキドキでした。 そんなゆみがうしろめたさを伴いながら感動した台詞が、 「アンドレ・グランディエの妻…に…」でしたが、当時はきっと意味をちゃんと理解は してなかったんでしょうね。 それでもオスカルがした決意を、子供心に喜んだのを覚えています。 このページも好き。皆さん読めますか? 「生涯かけて、わたしひとりか!?」と、涙溢れる場面。 この次の日に、アンドレは死んでしまうのですよね。 オスカルもその次の日に、銃弾に撃たれてしまうのですが、とっても悲しいけど でもこれでアンドレのところへいける、という言葉に読者も納得の死の描き方でした。 歴史の中に壮絶に生きた人物を実在の人に交えて、鮮やかに描ききった池田理代子さん すごいなあ、と思います。 展示の最初に、「池田理代子さんがこのドラマを20代で書き上げたことに 改めて感心します。」とありましたが、 きっと20代だからこそ、書き上げられたのだと思います。 今回ゆみが買った二つの本、ちらりと見ただけです。 まだまだゆっくりじっくり目を通して堪能する日は来ないのですが、 池田理代子さんの台詞があちこちに載っているようです。 当時絶対少女マンガで歴史モノはヒットしない、と言われていたのに、 「必ずヒットさせます!!」と言って連載し始めたそうです。 高校のときに初めて、王妃マリーアントワネットの本を読み、感動して、 いつか自分なりにマリーアントワネットを描きたいと思ったときに、既に、 「ベルサイユのばら」というタイトルが浮かんでいたそうです。 そしてそれから、2,3年で本当に描き始めるのだから、すごい人です。 「生活の全てを犠牲にして描きました」と言うとおり、一回も連載を休まず描きあげた のですって。 「神様が手伝ってくれたのかな?と思える作品です。」 と、振り返ってご自身が言ってらっしゃいますが、 本当にきっと、偉大な作品を作り上げるためには神様を協力を惜しまなかったのでしょう とゆみは思います。 この展示の目玉は「オスカルが一生にいっぺんだけ着たドレス」の再現でした。 それが本当にシンプルで綺麗で、バックにはあの素敵なシーンをアニメで流していて、 皆様に紹介した買ったのですが、もちろん撮影禁止でした。 今回買ってきた本の中に、そのドレスが載ってたので、もう会期も終わったから、 次回日記で紹介しますね。 ゆみは同じ場所にお仕事していて、堂々とゆっくり見られる立場になかったので、 自分のお昼休みを削って、4回に分けてこの展示を見ました。 本当は3回で展示は見終わったのですが、 中で上映していた、オスカルをフェルゼンが振り返る形のアニメ10分を見損ねたので、 最終日、それだけこっそり見てきました。 お仕事掛け持ちの中の、ひそかな楽しみでした。 全部見れたので悔いはないです。 次回日記で、買ったものをご紹介しますね。 ベルばらファンの皆様は、もう一回覗いて見てください。 ブログランキング・にほんブログ村へ マークをクリックをお願いいたします。 カテゴリは、 の中の、 にいますー。 一回クリックしてくださいな。他のカントリー雑貨ブログも見れますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月08日 16時48分17秒
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