テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:お教室の一歩一歩
7月のお菓子教室は、
「ファール・ブルトン」 ファール・ブルトンとはブルターニュのお粥 という意味です。 ファールはお粥で、語源はフランス語の ファリーヌ=小麦粉です。 卵や牛乳がリッチに配合されるようになった プリンの原型と言われる郷土菓子です。 プラムを入れるのが基本で、 生地はモチモチの食感を楽しめます。 7月14日は前から楽しみにしていた、ファール・ブルトンでした。 以前に先生と教室の仲間と、お菓子屋さんめぐりをした時に、先生が有名なパン屋さんで 「歩きながら食べましょう。」と買ってくれたファールブルトン。 「ん?初めての食感。」と言いながら食べたんですが、その次のお菓子教室で、 「わたしのファールブルトンはこれなの。」と、出していただいたお菓子は、 「わぁ、これおいしー!!」とみんな驚嘆でした。 ブルゴーニュのおやつですよ、とのことでしたが、今までに食べたことの無いおいしさ。 ちょっと最近、上級の込み入ったケーキが教室で続いていたので、 基礎コースの新メニューのファールブルトンを、是非作りたい!とお願いして、 待ちに待って今回実現。 いつもより手早く早い時間に終わる、ということで、その後の遅いランチと、 代々木上原のブーランジェリー廻りまでお約束していた、楽しみいっぱいの 7月の教室でした。 さて、ファール・ブルトンヌ。 今回は、難しい材料は何も使いません。 中に入れるものは、りんごとかアプリコットでもいいそうですが、 やっぱりプラムが伝統的。 種を取ってから一個分をまとめて入れます。 このお菓子にはポイントがありました。 混ぜ方が大切なのでした。 だからお菓子は習わないといけなくて、習ったレシピは門外不出なのです。 ヒントのキーワードは、「卵が小麦粉を連れてくる!」です。 他には難しいことはありません。今回は丸く一個ずつに作ったけれど、 大きなタルト型などに、一気に流し込んで焼いてもいいんです。 粉の入ったプリンみたいな、そんな触感が、味わいのお菓子です。 今回は、これが一人分。全部ゆみが作りました。 ←焼き立てをひっくり返したところ。 焼いたときの上になっていたほうはこちら。→ この向きでお皿に。 形も違いも個性です。 合わせる紅茶はアールグレイ。 中はしっかりプラム入り。 軽くて美味しくて・・・モチモチというか、クチョッとした独特の食感が最高。 いくつでも食べられちゃいそうなお菓子です。 冷たく冷やしても美味しいし、まわりをカリッと焼きなおしても美味! クセになりそう。 ということで、夏休みにまた家でも作ってみたいお菓子です。 皆様にも是非おすすめ。 さてでは、代々木上原、代々木八幡、渋谷・・・ ブランジェリーてくてく散歩、スタートです。 そして今月はお菓子教室はもう一回あります。お楽しみに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月22日 00時22分39秒
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