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カテゴリ:アイデア・発想
週に一度の息抜きです。
「ヌーベルブログ」さんに「コーネル大学推奨のノートのとり方」というのがありました。 http://nouvelleblog.com/mt/mt-tb.cgi/170 ノートの取り方は、同じ人でも目的によって変わるので、「これがベストだ」という絶対的な方法はありませんが、大学でノートを取るとすれば、コーネル大学方式は優れていると思います。他にもノートの取り方はいろいろあります。外国での方式を知りたければ、"note taking system"を検索すれば良いでしょう。 プロの通訳や通訳志願者以外の方はあまり見たことはないと思いますが、ステノノートというのがあります。横罫線に加え、ページの真ん中に縦線が1本。ここでご紹介したいのは、通訳としてどうやってメモを取るかということではなく、通訳以外にもこのノートが使えるということです。通訳ノートとしての書き取り方を知りたい方は、例えば「通訳 ノート」と打ち込んでGoogle等の検索エンジンで検索してください。 ウェブページのテンプレートには、コラムなしののっぺりもあれば、2コラムのものもあれば、3コラムのデザインもあります。ノートの取り方も同じで、区画のないもの(横罫線だけとか、方眼用紙とか)、2区画に分けたもの、3区画に分けたものがあります。他にもありますが、省略します。ステノノートは2区画です。ではこれをどう使うか。 ・3区画のコーネル方式を2区画に変換する。コーネルの左欄と下欄を合体させるのが合理的な方法でしょう。 ・対談のメモ取りなら、一人の発言は左コラム、もう一人は右コラム。 ・アイデア・ノートとして、左コラムに不便なこと、発想のヒントになること、右コラムにアイデア。左コラムにアイデア、右コラムに製品化への道とか言うのも可能です。多くのバリエーションがあります。 ・左は見出し、右はメモ本文。 ・左はメモ、右はイラスト。 2区画のメリットは、区画なしのに比べて整理され、対談メモとして使う以外の場合にはポイントを見つけやすいというところにあります。3区画は更に整理された形になりますが、実際にメモを取るときには、そのうちの2区画しか使わないでしょう(3区画にメモを取るには技術と素養が必要です)。 逆に、自由な発想を展開するためには、区画なしの方が優れています。できれば罫線もない方が良いと思います。まっさらの紙。 別に「超整理手帳」を宣伝するつもりはありませんが(私自身持っていません)、A4の紙を細長く4つ折りにして使うのは本当に便利で、どんなに内容の濃い会議のメモ取りでも、A42枚あればメモを取りきれます。通常は1枚で十分です。 文房具は多種多様で、新製品の開発も無限に続きます。文房具コーナーに人がいないことはないですし、マニアの数も多いでしょう。ノートや手帳も種類がたくさんありすぎて辟易してしまいますが、最後は simple is the best. というのが私の結論です。仕事で使っているのはステノノートですが、本当は私は真っ白が一番好きです。縦にも横にも斜めにも書けますから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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