パーフェクト・リポート 第2話 哀しき誘拐犯!ダメ記者チーム始動
『哀しき誘拐犯!ダメ記者チーム始動』内容突然、報道から赤坂衆(小出恵介)が“遊軍”に異動してくる。ニュース編集部デスク黒井彰(平山浩行)が、蒼山(松雪泰子)の監視を命じたのが真相だったが、そこは邪魔者ばかりが集まる“遊軍”。。ナニかしでかしたかと話題騒然。その黒井から社会部の張り番への物資の供給を命じられた“遊軍”自らは行く必要はないが、現在発生中のファミレスチェーン“プライスレス”の女社長誘拐事件とあって蒼山は、赤坂、紫村(小柳友)と張り込み現場へと向かうのだった。勝手に紫村たちについて行き、紫村の妙な情報に興味を惹かれる蒼山。犯人は3人なのに、2億の身代金?そのころ遊軍では、投書やメールのチェック。。。。雑用をしていた。緑(相武紗季)が読んだメールに引っかかる白石(小日向文世)“すげえ美人を誘拐した”。。。。まさか、、、女社長・向田凛子なのでは?取材したければ、とある喫茶店に来いということだった。なにかを感じた白石は、情報を蒼山に伝える。蒼山もなにかを感じ、指定の喫茶店へ緑と一緒にメールの差出人を待つのだが、、、2時間経過しても来ない。諦めて帰ろうとしたところ、蒼山はある事に気付く。メールアドレスと、目撃された不審者のナンバーが一致している!緑に待つように告げ、店を出たところ、上着にケイタイ番号のメモが入っていた。連絡を入れると、、ヒントがあると住所を告げられるのだった。遊軍に帰るまでに、住所を調べたところ。そこにはプライスレスの駐車場があり、かつて幸福亭という食堂があったという。店の所有者は、三田隆、、、だが、妻とともに交通事故でなくなっていた。何かあると考え、蒼山は、紫村達に調査を命じるのだった。だが、誰ひとりとして、蒼山の勝手な行動に納得せず、、、命令を無視。翌朝、犯人らしき人物の言うとおりに、向田凛子(目黒真希)は釈放。三田には、娘・里沙(斉藤リナ)と息子・幸生(金井勇太)がいたと分かり、蒼山は調査を開始すると。幸生が行方不明になっていると分かるが、その後、、、妹・里沙と接触し、ようやく、幸生と接触の機会を得るのだった。一方で、黒井に情報を流した赤坂を叱る蒼山。“自分の目で真実を確かめようと思わないの?”敬称略真実にたどり着くには、小さな手がかりを一つ一つ崩していくその手間を惜しんだら真実は指のスキマからこぼれ落ちる。ということで、女社長誘拐事件を“勝手”に調査する蒼山叶遊軍の部下達も相手にしてくれず、ひとり奮闘するが。。。。。一方で、赤坂が、蒼山の予想外の行動をして。。。。って感じである。事件も、悪くないし。結果的に、被害を感じている少年たちの物語も良い雰囲気の人情モノで、ちょっと良い感じのお話なのだが。どうしても気になってしまうのは、蒼山と遊軍メンバーの関係である。前回、勝手気ままに振るう蒼山に反発しながら最後には、なんとなくまとまった感があったのに、今回は、なぜか、バラバラ。命令を聞く聞かないなどもあるのだが、それ以上に違和感があるのは、今回、反発するメンバーが多かったことだろう。で、、、これだけ調査に加わらないようなことを言っておきながらいろいろな行動で、赤坂が気づいたりするのは良いのだが、なぜか、幸生との接触に、ほぼみんな参加という。。。やはり唐突に、反発状態が消えている。ドラマだし、キレイにまとめたいのは理解するが、どうも距離感が中途半端で、関係の変化が極端すぎます。もうちょっと反発するならする、しないならしない。納得して、活動を一緒にするならするようにしてほしいものだ。主人公の蒼山のキャラ、遊軍メンバーのキャラや設定を表現しようとし過ぎて最も重要な人間関係の距離感が中途半端で、いまいち、遊軍メンバーの行動、感情が一定していない感じだ。ネタが良いだけに、もうちょっと、人間関係と、そこにある距離感などを精査して欲しいなぁ。。。キレイにまとめようとし過ぎですよね。ばらついていたって良いのに。。。。これまでの感想第1話