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カテゴリ:ドラマ系の感想
『愛は金で買えるズラ!!!!』
内容 風太郎(松山ケンイチ)は緑(ミムラ)に誘われ、船の上にいた。 緑の知人達。。。金持ちの船上パーティーだった。 それは、先日の事故がきっかけ。。。。。しかし、全ては風太郎の。。。 そんななか、緑の妹・茜(木南晴夏)の様子を見て、ある考えを強くする。 そして風太郎が、化粧室に入った時・・・・・ しばらくして、列席している白川正輝(田中圭)が騒ぎはじめていた。 化粧室で外した500万の腕時計がないと!! そこにいる人たちの目は、すぐに風太郎に向けられるのだった。 『この中で、貧しいのは僕だけです』 風太郎は人目もはばからず服を脱ぎはじめる。 見つからなかった。。。。。。 白川の謝罪で終わったかに思えた。 が、二次会に出席しない茜の近くに風太郎は残っていた。 ゴミ箱の中から、とりだした腕時計。 茜が破壊したモノを隠していたのだった。。。。。 そのころ風太郎を捜し当てた荻野刑事(宮川大輔)は、 寺田殺し、、そして、、荻野の弟・宏(近藤公園)が殺されたこと話し、 風太郎に揺さぶりを掛けはじめる。。。 しかし、風太郎は、泣き出して。。。。。。 数日後。緑に呼び出され、屋敷に行った風太郎は告げられる。 『この家に住んでもらえないか』 敬称略 金のためなら何でもする。 その第一段階。 茜に近づき、三國家に入る! である。 今回も、本当に良いですね。 『貧しい』からこそ、誰も信じようとしない。 明らかに怪しい風体だからこそ、信じる事が出来ない。 キッチリ、その本質を言い当てる父・譲次 『貧しさは、簡単に人を悪に向かわせる』 確かに、冷たい言葉ではあるが、 1つの本質を言い当てている。 当然、そう言う人たちを見る普通の人の目もそうである。 この部分ですよね。 この物語の、最も良いところは。 昨今の社会情勢からすると、削除されかねないギリギリの部分。 でも、そこにこそ人間の本質が存在する。 もちろん、 若さゆえ、、と言うのもあるが 姉妹が、風太郎を信じてしまうのも、その一面だろう。 言ってみれば、人間の闇の部分があるからこそ、 このドラマには緊張感が生まれ、オモシロ味がわいてくるのだ。 そう、、、だれもが、僅かでも感じたことがあることだからだ。 キレイ事だけでは済まないこと。。。それが、現実だ。 もちろん、ずれた部分もあることはある、 しかし、心を描く限り、 そこにリアリティを感じることが出来るのも 確かなことであろう。 『暗い場所から見ると、太陽はまぶしいんですよ まぶしいと目を背けてしまうんだ人間は 『嫌いなんだろ幸せなヤツって 生まれた時から幸せなヤツって、なんか酷い目にあわせたくなるよね 『あの男のどこを信用しろって言うんだ まぁ、、、普通に見ていると、松山ケンイチさんの演技と 独特の世界観と、『間の取り方』さえなければ、 昼ドラの世界ですよね(笑) でも『美しさ』だけでなく『醜さ』もまた、 容姿と心に持っているのが人間である。 そういうことだ。 ちなみに、私。今回見ていて 徐々に、昔の記憶が甦ってきた感じ。。。。 で、ふと気付くわけです。 そっか、、、俳優さん達が良いから、世界観に違和感がないんだ。。と。 そして思い出すわけです。。。読んでいた時に感じていた感情を。 これまでの感想 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.25 01:26:03
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